このページでは、グラフエクスポートで使われているコントロールについて説明します。詳細については、グラフエクスポートダイアログボックスの設定 を参照してください。
画像の種類 |
ドロップダウンリストからエクスポートしたい画像種類を選択します。このリストはアルファベット順で並んでおり、ベクター形式とラスター形式のさまざまなものを選択できます。 フォーマットの選択については、ファイル形式の選択の目安を参照してください。 |
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グラフを選択 |
エクスポートするページを選択します。
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このオプションはPDFファイルとしてエクスポートするグラフが複数あるときのみ選択できます。
このボックスにチェックを付けると、複数のグラフページを複数ページで構成される1つのPDFファイルとしてエクスポートできます。
Note: デフォルトで、PDFのページサイズはOriginのグラフの寸法に合うように調整されます(システム変数@MPGS= 1)。 |
このオプションはTIFファイルとしてエクスポートするグラフが複数あるときのみ選択できます。
このボックスにチェックを付けると、複数ページを1つのTIF画像(TIFスタック)としてエクスポートします。
ブラウザグラフをGIF、TIFスタック、AVIとしてエクスポートするには、めくるを用いてエクスポートします。 |
ファイル名 |
エクスポートされる画像ファイルの名前を指定します。
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置換の有効化 |
このチェックがついていると、ファイル名の指定にLabTalk置換が使用可能になります。ヒントテキストはファイル名の下に表示され、ファイル名に使う置換文字を表示しています。 |
Note:
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パス |
エクスポートする画像ファイルを保存するファイルのパスです。
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上書き |
既存のファイルを上書きするかどうかを指定します。
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グラフテーマ |
さらに、グラフエクスポートの際に、グラフテーマを選択して「素早く」を適用できます。テーマは既存のグラフページには影響しません。例えば、B&W Publicationテーマを選択して、既存のグラフページで色の変更を行うことなく、エクスポートの際にグラフを白黒に変換できます。 |
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ページの設定を適用する |
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余白の制御 |
このドロップダウンで、どのグラフウィンドウをエクスポートするかコントロールします。以下のテキストgraph page areaで、作図の詳細ダイアログの印刷・ページサイズタブにあるページサイズ設定を参照します。この設定の詳細については、コピー/エクスポートページの設定グループを参照してください。
†Note: Origin 2018より、(1) 境界ボックスの確認、(2) 境界ボックスをエクスポート余白編集ダイアログを使って調整できるようになりました。 |
境界幅のクリップ |
これは、余白の制御で境界が選択されている場合のみ利用できます。境界の幅を指定して、エクスポート範囲を追加します。 この値は全てのオブジェクトを囲む最小の内容領域の大きさに対するパーセント値です。 |
詳細 |
これらの設定は、ベクターエクスポート形式にのみ適用されます。湾曲/伸張したシンボル、不適切なサイズの横棒/縦棒、不適切なテキストラベル間隔などのように、エクスポート画像が問題にならなければ、デフォルトの値で設定を外すことを推奨します。
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これらの設定で、エクスポート画像サイズを決定できます。
元のページサイズ |
この編集不可コントロールで、グラフページの元のサイズを表示できます。 |
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クリップページサイズ |
エクスポート設定にある余白の制御がページ全体以外のオプションに設定されている場合、この編集不可コントロールでクリップされたページサイズを表示できます。 |
サイズの指定 |
このドロップダウンリストを使って、サイズを「インチ、㎝、ピクセル、ページの縦横比」のどの単位で出力するかを設定します。 |
再スケール/幅に合わせる/高さに合わせる |
これは、ジャーナルの一段組やに段組みに、インチや㎝の単位で画像をそろえるような場合、大変便利な機能です。 |
比(%) | ある比率でサイズが指定されると、これが有効になります。パーセント割合を設定して、ページをスケールします。 |
このノードのコントロールは選択したエクスポート画像タイプに依存します。EPS、PDF、TIFFといった画像種類には独自の制御方法があります。詳細は、このページをご覧ください。
以下は、よく使われるエクスポート形式に関連する制御のいくつかを以下のリストに示します。
プレビュー | (MS Officeアプリケーションを含む)多くのアプリケーションは、EPSファイルの表示ができないので、ユーザはエクスポートの際に「プレビュー」のTIFFやWMF画像を作成することがあります。 |
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フォント |
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半透明領域 (EPS) | これらの設定を使って、透過率をグラフの一部に適用できます。 |
DPI解像度 |
エクスポートしたラスター画像の解像度を、インチ当たりのドット数で指定します。600や1200といった大きな値を設定する場合は、イメージサイズの下にあるコントロールを使って、出力幅や高さを小さくして、エクスポートファイルサイズを制限します。例えば、出版用として1200DPIのファイルが必要な場合、3.25インチ幅のみを設定します。 |
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色空間 | 一般的に、グラフのRGBを選択して、PCのディスプレイに表示します。グラフのCMYKは印刷用です。 |
色深度 | この設定は、ファイルサイズに対して重要になります。(特にTIFFファイルは、非常に大きくなります。)ファイルサイズを小さくするには、色深度の設定を低くします。 |
圧縮 | TIFFとJPEGの両形式で、圧縮オプションがあります。ただし、TIFFのみは「ロスなし」圧縮になります。(LZW、パックビット) |
イメージタブのプレビューが空白になっている場合は、非常に大きなラスターイメージの角だけを表示している可能性があります。Origin 2019から、イメージタブ内で右クリックしてラスター画像やベクター画像をプレビューするためのズームレベルを選択できます。プレビューパネルのサイズ+画像タブのズームレベルを操作することで、グラフ全体を見ることができます。 |