このトピックはOriginの子ウィンドウについての共通の基本操作について説明しています。
![]() | Origin 2023bで保存したOPJUは、保存時にワークスペースが最大化されていてもそうでなくても、異なる解像度およびDPIの画面で開いたときに、ワークスペースと子ウィンドウサイズが適切にスケーリングされます。この機能は、システム変数@MFRLA および @SRWSを使って制御/調整できます。 |
行と列で整列されたウィンドウは「スナップ」できます。これにより、あるウィンドウの端をドラッグすることで同じ行または列にあるウィンドウサイズを変更できます。スナップする際には緑色のバーが表示されます。
重ねて並べる (ウィンドウ: 重ねて並べる) および タイル状に並べる (ウィンドウ: 上下に並べる/左右に並べる) ウィンドウ操作に加えて、ユーザ指定の順序で子ウィンドウを整列して配置するためのウィンドウを整列 ダイアログ (X-Function = winarrange) があります。 .
詳しくはウィンドウを整列をご覧ください。
![]() | Origin 2022以降、メインメニューの編集:元に戻すまたはCtrl+Zキーでワークブックウィンドウの削除をやり直すことができます。このとき関連するプロットも元に戻ります。 |
![]() | ウィンドウを閉じるボタンをクリックすると、ウィンドウを非表示にするか、削除するかを尋ねられます。この設定を変更するには、
|
Origin 2018bから、アクティブウィンドウ(グラフや解析が実行されるウィンドウ)はアクティブなことを明瞭に示すために、色付きの枠で囲みます。アクティブウィンドウの標識をカスタマイズするには、@システム変数@AWC (色)、@AWI(スタイル)を使用してください。
![]() | システム変数@AWC と @AWIは永続的なシステム変数です(レジストリに書き込まれる)、スクリプトウィンドウを使用して値を設定する場合、セッション間で値が記憶されることはありません。ウィンドウ:スクリプトウィンドウを選択し、コマンドラインに値(例: @AWC=color(255,0,0))を入力してEnterキーを押します。 |
グラフ、行列、ワークシート、レイアウト、ノート、Excelシートウィンドウを含むOriginのウィンドウは、ピンポンとして知られているこの操作をサポートしています。
このデフォルトの名前付けシンタックスを使って、複製ウィンドウに名前を付けられます。
デフォルト名N
ここで、Nは、同じタイプの他のプロジェクトのウィンドウ名で使われていない、もっとも小さい番号になります。
ウィンドウ | デフォルトのウィンドウ名 |
---|---|
ワークブック |
BookN |
グラフ |
GraphN |
行列 |
MBookN |
レイアウトページ |
LayoutN |
詳細はOriginのウィンドウ名の命名規則をご覧下さい。
![]() | データ有り/無しのワークブックや行列ブックを複製するには、ウィンドウタイトルバーで右クリックして、ショートカットメニューからオプションを選択します。 Origin 2020から、ウィンドウを複製するためにデータ無しで複製を選択した場合、元データのみが削除され、セル参照やセルの式などセルにリンクした内容は、後で使用するために保持されます。以前のようにセルにリンクした内容も削除するように戻すには、システム変数@DkLを使用します。 |
グラフウィンドウやワークシートの内容を変更したり、非表示になっていたウィンドウの一部が表示される場合、Originは、自動的にウィンドウを再描画します。 アクティブなウィンドウを手動でリフレッシュするには、標準ツールバーのリフレッシュボタンをクリックします。
Note: グラフデータが大規模な場合、再描画には時間がかかります。隠しウィンドウの一部を表示したり、ウィンドウのサイズを変更したり、再描画するのに500ms以上かかると、Origin 2018はビットマップバッファリングを使用して再描画プロセスを停止し、速度を向上させます。この場合、ウィンドウのサイズを変更すると、グラフの内容が「リアルタイムに」更新されず、ビットマップが伸縮/圧縮に使用されるため品質が「悪い」ことがあります。この品質は、サイズ変更が完了すると更新されます。
テンプレートはデータ無しで保存され、ウィンドウファイルはデータあり で保存されます。
アクティブウィンドウを子ウィンドウとして保存するには、
ウィンドウは、適切なファイル拡張子を付けて保存されます。
![]() | Originでは、ウィンドウの新規保存ダイアログのファイルパスドロップダウンに便利なオプションが用意されています。 |
アクティブウィンドウをテンプレートファイルに保存するには、
アクティブワークブックウィンドウを分析テンプレートファイルとして保存するには、
![]() | Origin 2019bより、処理なしのワークブックを分析テンプレートとして保存できます。メインメニューからファイル: ワークブックを分析テンプレートとして保存、またはショートカットメニューからファイル: ワークブックを分析テンプレートとして保存を選択すると、ダイアログが立ち上がり、データのクリア方法を決めることが出来ます。 ラジオボタンを選択しOKボタンをクリックすることで、分析テンプレートを保存する新規保存ダイアログが開きます。 データをクリアしたくない場合、キャンセルをして名前を付けてウィンドウを保存を選択します。 以前のバージョンでは、操作なしでワークブックを分析テンプレートとして保存することができませんが、ワークブックをウィンドウファイルとして保存し、 バッチ処理ダイアログで繰り返し処理を実行することは可能です。 |
関連情報:
ファイルからウィンドウを開くには:
ウィンドウタイプを選択して開き、ファイルを指定します。ウィンドウは、現在のプロジェクトの一部になります。
![]() | ファイルの種類の下に、読み取り専用ファイルとして開くチェックボックスがあります。このチェックボックスは、OPJまたはExcelファイルが選択されている場合のみ利用できます。読込み専用ファイルを保存しようとするとエラーメッセージが表示されます。 |
![]() | 「開く」 ダイアログの下側にある「情報を表示」チェックボックスは、OPJファイルと一緒に保存したコメントを表示するかどうかを指定します。 |
ファイルの種類 | Originにファイルをドロップした場合の動作 |
---|---|
OPJ | 現在のプロジェクトが保存されていて、保存後に変更されていない場合、ドロップされたOPJが追加されます。それ以外の場合、現在のプロジェクトを閉じ、ドロップされたファイルを開きます。 |
OGG, OGW, OGM | Originでogg, ogw, ogmファイルを開きます。 |
OTP, OTW, OTM | Originでテンプレートファイルを開きます。 |
OIS | ダイアログテーマをインストールすると、メニュー、関連ダイアログ、LabTalkスクリプト、テーマオーガナイザで利用できるようになります。テーマファイルは、User FIlesフォルダの\Themes\AnalysisAndReportTableサブフォルダに保存されます。 |
FDF | フィット関数をインストールします。 Origin 2017以前のバージョンでは、インストールの際にダイアログが開き、関数ファイルをどのカテゴリーに保存するかを聞かれましたが、Origin 2018以降では、関数作成の際に設定したカテゴリーにそのまま保存されます。
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OXF | Xファンクションをインストールします。 |
OPX, OPK | パッケージをインストールします。インストール済みのOPXは、パッケージマネージャに表示されます。 |
OTH | ワークシートテーマまたはグラフテーマをインストールします。ファイルはUser FIlesフォルダ下の\Themes\Worksheet or \Themes\Graphにあるサブフォルダに保存され、テーマオーガナイザに表示されます。 |
C, CPP, H, OGS | これにより、コードビルダに、ファイルが開きます。 |
固定ウィンドウがは、ウィンドウ整列時にスキップできます。
ウィンドウを固定する方法
ウィンドウの固定を解除する方法
2023bから、フォルダを切り替えても固定ウィンドウが表示されたままになります。システム変数@pws=0 を設定して以前の動作に戻せば、固定ウィンドウが独自のフォルダがアクティブな時だけ表示されます。
固定ウィンドウが独自のフォルダにない場合