Originのファイルの種類

Originのファイルの種類のまとめ

様々なOriginのファイルタイプと利用方法を下記の表に示します。

Origin 2018から、一連のUnicode対応(UTF-8)ファイルタイプが追加されました。以前からのユーザ様は、これまでのファイルタイプのいくつかに、uで示されるUnicode対応ファイルがあることにお気づきかもしれません(例: * .opj => * .opju)。*.opj ファイルを除き、Origin 2023 では、Unicode対応/非対応のファイルの読み込みと編集が可能です。また、Unicode非対応のファイルタイプは、以前のバージョンのOriginとの後方互換性を維持しています。

  • Origin 2023では、Unicode非対応の*.opjファイルを読み込み可能ですが、*.opj形式での保存はできません。今後は、プロジェクトファイルをUnicode準拠の*.opjuファイルとして保存する必要があります。
  • Origin 2023でも*.ogw, *.otp, *.ogg, といったほかのUnicode非対応のファイルの保存は可能です。

ファイルの種類 ファイル拡張子 用途
Originプロジェクトファイル *.opj;*.opju すべてのデータを保存するファイルです。上述の注意を参照してください。
子ウィンドウファイル *.ogw(u);*.ogg(u);*.ogm(u);*.txt ワークブックの子ウィンドウ (.ogw(u)), グラフ(.ogg(u)), 行列(.ogm(u)), ノート(.txt)
テンプレートファイル *.otp(u);*.otw(u);*.otm(u) 保存されたカスタマイズデータの取り扱いとフォーマットオプション:グラフ(.otp(u)), ワークシート(.otw(u)), 行列(.otm(u))
インポートフィルタファイル *.oif 基本的なインポートファイルの解析とデータ抽出を処理する外部ファイルです。
フィット関数ファイル *.fdf フィット関数定義ファイル
関心領域ファイル *.roi 特定の行列シートまたは画像ウィンドウ内の関心領域(ROI)の位置を定義するXY座標のセット
LabTalkスクリプトファイル *.ogs LabTalkスクリプトの木偶ションでまとめられたテキストファイル
Origin Cファイル *.c;*.cpp;*.h;.etc OriginCプログラムの開発に使用
Xファンクションファイル *.oxf;*.xfc; 柔軟で強力なメカニズムを提供するOriginのツール
Originパッケージファイル *.opx カスタムアプリケーションを配布するためのパッケージファイル
Originメニューファイル *.xml;*omc; Originのメニュー情報を含むファイル。*.xmlはメニュー編集用途として、Originの外部で編集することができます。*.omcファイルはカスタマイズされたメニュー設定を保存します。
初期化ファイル *.ini 起動時にOriginの機能の設定を制御するファイル
設定ファイル *.cnf LabTalkスクリプトコマンドを保存するテキストファイル
カスタムプロットシンボル origin.uds カスタムシンボルのビットマップイメージを含むバイナリファイル

参考