テーマオーガナイザ

テーマオーガナイザは、様々なテーマの管理と操作のために使用されます。テーマは、タブによって次の分類されています。

目次

一般ダイアログオプション

テーマはタブで分類されています。組み込みのテーマはパスがSystemです。デフォルトでは、ユーザが定義したテーマはUser Filesフォルダに保存されます。

Theme Organizer 1.png
名前

テーマファイルの名前

サイズ

テーマファイルのサイズ

日付

テーマファイルの作成日

パス

テーマファイルのディスク上の場所。テーマファイルはシステム(Originに装備)またはユーザ(ユーザ作成)のどちらかです。あらかじめ用意されているテーマはOriginプログラムフォルダ内のThemesフォルダに保存されています。ユーザが作成したテーマは、ユーザファイルフォルダThemesフォルダに保存されます。

さらに、閉じるボタンがあります。

閉じる

テーマオーガナイザダイアログを閉じます。

ユーザ作成のテーマの名前をダブルクリックすれば、その名前を変更することができます。しかし、システムテーマの名前を変更することはできません。

グラフ テーマタブ

このタブには、すべてのシステムグラフテーマとユーザグラフテーマの一覧があります。このタブを使って、グラフの指定した範囲に選択したテーマを適用することができます。

Theme Organizer Graph.png

グラフテーマタブのコンテキストメニュー

グラフテーマに関連するほとんどの操作は、グラフテーマ一覧表の内側を右クリックして現れるコンテキストメニューにあります。

新規追加

新しい空白のテーマを追加します。

編集

選択したテーマがユーザ作成テーマの場合のみ利用できます。テーマの編集 ダイアログを開き、テーマを編集することができます。

削除

選択したテーマを削除します。削除したテーマはテーマリストから削除されます。しかし、ユーザファイルフォルダDeleted フォルダにバックアップファイルがあります。

複製

テーマを複製します。システムテーマを複製する場合、新しく作成されるテーマはユーザテーマとなります。システムテーマは編集できません。しかし、それらを複製し、そのコピーを編集することができます。

統合

複数のテーマを選択している場合に利用できます。テーマに保存されている設定を組み合わせるのに使用します。CTRL/SHIFT キーを使って、複数テーマを選択できます。

選択したテーマの同じプロパティの値が異なる場合、例えば、最初のテーマで列ラベルのフォントにArialが選択されており、2番目のテーマではTimes New Romanが選択されている場合、組み合わせた結果は、選択した順番ではなく、テーマリストの順番によって決まります。リストの一番上に近いものが優先されます。

システムテーマとして設定

選択したテーマをシステムテーマとして設定します。これは、新しく作成するグラフすべてにこのテーマが適用されるという意味です。システムテーマとして設定されているテーマは、反転表示されます。

システムテーマのクリア

テーマがシステムテーマとしてセットされている場合のみ利用できます。システムテーマを解除するのに使用します。

ツールチップを表示

テーマオーガナイザツールにツールチップを表示/非表示にします。

テーマの適用先 グループ

このグループは、グラフの指定した範囲にテーマを適用するのに使用します。

テーマの適用先ドロップダウンリスト 選択したテーマに保存されている設定を適用するグラフ範囲を指定します。以下のオプションを利用できます。
  • 現在のグラフ
    アクティブグラフにテーマを適用します。 グラフページがアクティブではない場合、このオプションは非表示になります。
  • フォルダ中のグラフ
    現在のフォルダ内のすべてのグラフにテーマを適用します。
  • フォルダ内のグラフ(再帰的)
    アクティブフォルダーとサブフォルダーのすべてのグラフにテーマを適用します。
  • フォルダ内のグラフ(オープンのもの)
    現在のフォルダ内の開いているすべてのグラフにテーマを適用します。
  • フォルダ内のグラフ(埋め込みを含む)
    アクティブフォルダーの組込みグラフを含むすべてのグラフにテーマを適用します。
  • プロジェクト中のグラフ
    プロジェクト内のすべてのグラフにテーマを適用します。
  • 指定
    どのグラフに適用するのかを手動で指定します。このオプションが選択されていると、グラフを指定できるように、編集ボックスは以下のように表示されます。
    Specify Graph In TO.png
    グラフブラウザを開くボタンをクリックしてグラフブラウザを開き、目的のグラフウィンドウを一覧表示・選択します。
  • 現在のシート内のグラフ
    現在のシート内に埋め込まれているグラフにテーマを適用します。 ワークブックがアクティブではない場合、このオプションは非表示になります。
  • アクティブレイヤ
    アクティブグレイヤにテーマを適用します。 グラフページがアクティブではない場合、このオプションは非表示になります。
  • 指定したレイヤ
    どのグラフレイヤに適用するのかを手動で指定します。このオプションが選択されていると、グラフレイヤを指定できるように、編集ボックスは以下のように表示されます。
    Specify Graph Layer In TO.png
    レイヤブラウザを開くボタンをクリックしてレイヤブラウザを開き、目的のグラフレイヤを一覧表示・選択します。
今すぐ適用 直ちにテーマをグラフに適用します。
適用を元に戻す 前の操作を元に戻します。

その他のオプション

現在のシステムテーマ

これは読み取り専用です。現在のシステムテーマを表示します。

推移リストを除く

このチェックボックスはデフォルトで選択されています。 このチェックボックスを外すと、 グループ推移リストが表に現れます。推移リストは、グループ化されたプロットにのみ適用されます。

システムテーマとして推移リストは設定できません。


システム推移リスト テーマタブ

このタブには、システムグラフテーマで使用されるすべての推移リストがリスト表示されます。

Theme Organizer Increment List.png


推移リストの編集

推移リスト

推移リスト上でクリックするとドロップダウンリストが開きます。

推移リストエディタ

右にあるIncrement Editor editButton.pngボタンをクリックすると、推移リストエディタが開き、リストの項目ごとに編集できます。また、コンテキストメニューで、このリストをシステム推移リストに設定できます。

Increment Editor.png

テーマの適用先 グループ

このグループは、グラフの指定した範囲にテーマを適用するのに使用します。 オプションは、グラフタブのテーマの適用と同様です。

ワークシート テーマタブ

このタブには、すべてのシステムとユーザ定義のワークシートテーマの一覧があります。選択したテーマを指定したワークシート範囲に適用できます。

Theme Organizer Worksheet.png

ワークシートテーマタブのコンテキストメニュー

ワークシートテーマに関連する操作のほとんどは、ワークシートテーマリスト上で右クリックしたときに現れるコンテキストメニューから実行できます。

新規追加

新しいテーマを追加します。

編集

選択したテーマがユーザ作成テーマの場合のみ利用できます。テーマの編集 ダイアログを開き、テーマを編集することができます。

削除

選択したテーマを削除します。削除したテーマはテーマリストから削除されます。しかし、ユーザファイルフォルダDeleted フォルダにバックアップファイルが保存されます。

複製

テーマを複製します。システムテーマを複製する場合、新しく作成されるテーマはユーザテーマとなり、編集できます。

統合

複数のテーマを選択している場合に利用できます。テーマに保存されている設定を組み合わせるのに使用します。CTRL/SHIFT キーを使って、複数テーマを選択できます。

選択したテーマの同じプロパティの値が異なる場合、例えば、最初のテーマで列ラベルのフォントにArialが選択されており、2番目のテーマではTimes New Romanが選択されている場合、組み合わせた結果は、選択した順番ではなく、テーマリストの順番によって決まります。リストの一番上に近いものが優先されます。

システムテーマとして設定

選択したテーマをシステムテーマとしてセットします。これは新しく作成したワークシートがテーマと同じプロパティを持つということになります。システムテーマとして設定されているテーマは、反転表示されます。

システムテーマのクリア

テーマがシステムテーマとしてセットされている場合のみ利用できます。システムテーマを解除するのに使用します。

ツールチップを表示

ツールチップの表示の有効または無効を切り替えます。

テーマの適用先 グループ

このグループは、ワークシートの指定した範囲にテーマを適用するのに使用します。

ドロップダウンリスト 選択したテーマを適用するワークシート範囲を指定します。以下のオプションを利用できます。
  • 現在のシート
    アクティブワークシートにテーマを適用します。ワークブックページがアクティブではない場合、このオプションは非表示になります。
  • ブック中のシート
    アクティブワークブック内のすべてのワークシートにテーマを適用します。もし、アクティブなページがワークブックでない場合は、「今すぐ適用」ボタン(下記参照)はグレーアウト選択不可状態)します。
  • フォルダ中のシート
    現在のフォルダ内のすべてのワークシートにテーマを適用します。
  • フォルダ中のシート(再帰的)
    アクティブフォルダーとサブフォルダーのすべてのワークシートにテーマを適用します。
  • プロジェクト中のシート
    プロジェクト内のすべてのシートにテーマを適用します。
  • 指定
    どのワークシートに適用するのかをマニュアルで指定します。このオプションが選択されていると、シートを指定できるように、編集ボックスは以下のように表示されます。
今すぐ適用 テーマを直ちに適用します。
適用を元に戻す 前の操作を元に戻します。

その他のオプション

現在のシステムテーマ

これは読み取り専用です。現在のシステムテーマを表示します。

ダイアログ テーマタブ

ダイアログテーマは異なる分析ツールに基づきます。そのため、同じ設定を持ちません。このタブのコンテキストメニューには、削除, 複製 , ツールチップを表示の3つオプションのみ表示されます。このタブのテーブルには、ユーザ作成のテーマが含まれます。

Theme Organizer Dialog.png

ダイアログテーマタブのコンテキストメニュー

削除 選択したテーマを削除します。削除したテーマは、テーマリストから削除されますが、バックアップファイルがユーザファイルフォルダDeleted フォルダに保存されます。
複製 テーマを複製します。
ツールチップを表示 テーマオーガナイザツールにツールチップを表示/非表示にします。

その他のオプション

<前回どおり>のテーマを除く

<前回どおり> のテーマは、ツールのダイアログボックスで最後に OK をクリックした時に使われた設定に従って自動的に更新されます。このチェックボックスはデフォルトで選択されています。 このチェックボックスのチェックを外すと、<前回どおり> のテーマがテーブルに表示されます。

関数テーマタブ

この表は関数プロットツールを使用して作られた関数のテーマを保存します。

Theme Organizer Function.png

コンテキストメニュー

削除 選択したテーマを削除します。削除したテーマは、テーマリストから削除されますが、バックアップファイルがユーザファイルフォルダDeleted フォルダに保存されます。
複製 テーマを複製します。
ツールチップを表示 テーマオーガナイザツールにツールチップを表示/非表示にします。

その他のオプション

<前回どおり>のテーマを除く

<前回どおり> のテーマは、ツールのダイアログボックスで最後に OK をクリックした時に使われた設定に従って自動的に更新されます。このチェックボックスはデフォルトで選択されています。 このチェックボックスのチェックを外すと、<前回どおり> のテーマがテーブルに表示されます。