Originウィンドウにテキストラベルを付加する最も簡単な方法は、OriginのWYSIWYG(What You See Is What You Get の略。ディスプレイ画面で見たものをそのまま出力できること) のインプレーステキスト編集機能を使うことです。
または、
次の組み合わせを使用してテキストを入力・カスタマイズします。
Note:テキストラベルを作成するとき、レイヤフレーム内部でクリックしてテキストラベルを作成した場合、このラベルは自動でレイヤに接続されます(オブジェクトの接続とスケールを確認してください)。 テキストラベルがレイヤ枠に接続されると、レイヤを移動したり、大きさを変えると、レイヤ枠の大きさや位置により、強制的にオブジェクトの大きさや位置も変わります。 レイヤの外側でクリックして、テキストラベルを作成すると、テキストラベルは自動的に「ページ」に接続し、この場合、レイヤの位置や大きさが変わっても、テキストラベルの位置や大きさは変わりません。 |
ショートカットキーを使ってツールバーボタンと同じようにスタイルのフォーマット設定を行うには、次のキーを使います。
制御 | キーの組み合わせ |
---|---|
太字 | CNTRL + B, CNTRL + SHIFT + B |
斜体 | CNTRL + I, CNTRL + SHIFT + I |
下線付き | CNTRL + U, CNTRL + SHIFT + U |
ギリシャ文字 | CNTRL + G, CNTRL + SHIFT + G |
上付き | CNTRL + SHIFT + = |
下付き | CNTRL + = |
上下両付き | CNTRL + - |
フォントサイズを大きく | CNTRL + SHIFT + > |
フォントサイズを小さく | CNTRL + SHIFT + < |
全て選択 | CNTRL + A, CNTRL + 5 (数字キー) |
テキストラベルの大きさを変えるには:
または、
2. 「書式」ツールバーのフォントを大きくまたはフォントを小さくボタン
Note: テキストオブジェクトのサイズを素早く調整するには、オブジェクトを選択してハンドルをドラッグします。 |
テキストラベルを回転させるには:
Note: 回転角度はオブジェクト・プロパティダイアログボックス(メニューのフォーマット:オブジェクト・プロパティ)に表示されます。 |
回転用のコントロールハンドルを利用できないようにするには:
テキストオブジェクトをダブルクリックすると、デフォルトでインプレース編集モードになります。この場合、テキスト文字列の長さに制限があります。
折り返しテキストの場合、テキスト文字列の長さが80(この値はシステム変数@TLIPで変更可能)より多いと、インプレース編集モードが無効になります。テキストオブジェクトをダブルクリックすると、テキストオブジェクトダイアログが開きます。
折り返し無効のテキストの場合、テキスト文字列の長さが60(この値はシステム変数@TLIPNで変更可能)より多いと、インプレース編集モードが無効になります。テキストオブジェクトをダブルクリックすると、テキストオブジェクトダイアログが開きます。
これは、古いバージョンのOriginのテキスト編集方法(バージョン7以前)でテキスト編集を行いたいユーザ向けの情報です。
インプレースのテキスト編集モードを使用しないようにするには:
インプレースのテキスト編集が利用できない場合、ラベルをダブルクリックすると、オブジェクト・プロパティダイアログボックスが開きます。 このダイアログボックスは以前のOriginのテキスト入力時に使用していたものです。 インプレースのテキスト編集に比べると直感的なものではありません。
最も基本的なテキストラベルは単純な静的オブジェクトですが、Originラベルは、テキストオブジェクトのプロパティダイアログボックスを介して変数値に動的にリンクできます。ラベルを変数にリンクする方法が2つあります。
ラベル変数リンクに加えて、凡例およびデータラベルオブジェクトの指定をなどは、テキストオブジェクトのプロパティダイアログから利用できます。
テンプレートなどを作成する場合、LabTalkスクリプトを組み込んで、Originのフォーマットを使用してテキストラベルをフォーマットできます。
手順:
サンプル:
テキストツールを選択してグラフまたはワークシートをクリックします。
テキストラベルのカスタムフォーマットの詳細については、Originのフォーマットを参照してください。
数値データのカスタム書式設定の詳細については、カスタム数値フォーマットをご覧ください。
テキストラベルに特殊文字を入力するには
Note: テキストラベルに文字を挿入するシンボルマップダイアログは、Unicode 文字をサポートしています。Arial Unicode MSなどのUnicode対応フォントを使用して、数学/特殊記号とさまざまな言語文字(キリル文字、ヘブライ語、アラビア語、韓国語、中国語、日本語など)の豊富なレパートリーを入力できます。 Unicode文字を挿入するには、フォントの横のUnicodeチェックボックスをオンにしてから、シンボルギャラリーで特殊文字を選択します。対応するUnicode値がわかっている場合は、Unicode値(16進)テキストボックスに「U +」に続く数字を入力して、その文字を直接指定することができます。詳細は情報は、テキストラベルに特殊な文字を追加を参照してください。 |
テキストラベルに特定の文字を頻繁に使用する場合は、シンボルマップを使用せずにそれらの文字を挿入するためのショートカットキーを作成できます。
これを行う最も簡単な方法は、目的の文字をテキストラベルに先に挿入しておくことです。 そして、
手動で文字テキストボックスに文字列を入力することができます。 しかし、この場合は、書式設定 (例:\b(text)など)も、手動で入力する必要があります。 例えば、ギリシャ文字のショートカットを作成するには、
これで、CTRL+0 (この例の場合) をのショートカットキーとしてインプレース編集モードで使用できます。 詳細はエスケープシーケンスをご覧下さい。 |
ショートカットを削除するには:
このセクションで説明している項目: |