Origin 2022bから、ファイル、WebURL、ワークシートセルにから画像を挿入できます。
画像ファイルまたはWebのURLからテキストオブジェクトに画像を挿入できます。どちらの場合も、画像は埋め込まれるのではなくリンクされ、(a)プロジェクトサイズを抑え、(b)元の画像が変更された場合は挿入画像も更新されます。
画像の挿入に使用される構文を調べる(または変更する)には、挿入されたオブジェクトを選択し、プロパティを選択します。テキストオブジェクトダイアログでは、次のような内容が表示されます。
サンプル:
\img(file://"C:/Program Files/OriginLab/Origin2022b/Samples/Image Processing and Analysis/white camellia.jpg",w=200) \img(https://www.originlab.com/images/header_logo.png, w=200)
... オプション "w=" は導入画像のピクセル単位の幅です(デフォルト)。幅は、プロパティの"w="値を編集するか、幅が指定されていない場合はオブジェクトの選択ハンドルをドラッグするだけで変更できます。
\img(Graph1)または、
\img([book1]sheet1)のように入力することでグラフやワークシート表を挿入できます。
ワークシートのセルからテキストオブジェクトに画像を挿入することもできますが、メニューオプションはなく、特別な構文を使用する必要があります。構文は複雑ではなく、\cell( )
エスケープシーケンスをセル参照(範囲参照[Book1]Sheet1!col(C)[1])または名前付き範囲参照と組み合わせたものです。
\cell([Book1]Sheet1!B[1])
)をコピーして貼り付け、テキストオブジェクトの外側をクリックして編集モードを終了します。テキストオブジェクトにセルの画像が表示されます。\cell([Book1]Sheet1!B[1])
) を入力し、オブジェクト上で右クリックしてプロパティを選択してテキストタブで、セル参照から先頭の "\" を削除します(Originはテキストオブジェクトに入力された "\" 文字を自動的に「保護」するため、"\"を1つ削除する必要があります。エスケープシーケンスを参照してください。)\cell([Book1]Sheet1!B[1])
) を直接入力し、セルの画像を表示します。
サンプル:
\cell([Book1]1!col(C)[2]) // Book1, Sheet1, col C, row2, サイズ = 現在のフォント高さ \cell(alpha,200) // 名前付き範囲 "alpha", 幅=200 理論ピクセル \cell(alpha,h=300) // 名前付き範囲"alpha", height=300 理論ピクセル