計算式の保存やロードなどの計算式の操作を行う際には、計算式メニューにある項目を使います。
サンプルの計算式をロードします。 | |
保存した計算式をロードします。 | |
実行前の処理スクリプトタブとPython関数タブの内容を含め、現在の式を保存します。 | |
計算式に別の名前を付けて保存します。 |
列ラベル行F(x)= セルに計算式を直接読み込むこともできます。セルを選択し、列:ユーザー式入力を選択するか、セルを右クリックしてロードを選択します。 |
Origin は現在のワークシートのすべての列をWCol(N): ショートネーム"ロングネーム"という形式でリストアップします(Nは列のインデックス)。計算式で列を参照して使う場合、ここから1つを選択して、列の式や実行前の処理スクリプトに列を追加することができます。選択した列を列の計算式編集ボックス、実行前の処理スクリプトのどちらに追加するかどうかは、カーソルの位置によります。
このメニュー項目を選択すると、wcol(N)を列の式、または、実行前の処理スクリプトに追加することができます。 Nは列のインデックスです。 | |
これを選択すると、追加する列の選択が可能な列ブラウザダイアログが開きます。 |
Origin は現在のワークシートのすべての列を、Col("Time"): Aのように、Col(ロングネーム): ショートネームの形式でリストアップします。計算式で列を参照して使う場合、ここから1つを選択して、列の式や実行前の処理スクリプトに列を追加することができます。選択した列を列の計算式編集ボックス、実行前の処理スクリプトのどちらに追加するかどうかは、カーソルの位置によります。
列を特定するのに、Col(ロングネーム): ショートネームのように、ロングネームを優先します。デフォルトでチェックが入っています(デフォルトを変更するにはシステム変数@SCVPLを設定します) | |
このメニュー項目を選択してCol(ロングネーム)を列の式または実行前の処理スクリプトに追加できます。 | |
これを選択すると、追加する列の選択が可能な列ブラウザダイアログが開きます。 |
このメニューを使用して、式を作成するための関数を追加できます。列の式または実行前の処理スクリプト編集ボックスのどちらにも関数を選択して挿入することができます。カーソルのあったところに関数が挿入されます。
使われた関数は自動的にこのメニューに追加されます。 | |
関数の検索と挿入ダイアログを開き、組み込み関数を検索します。 | |
列の式、または、実行前の処理スクリプトに追加する関数を選択します。関数についての詳細は、LabTalkがサポートしている関数を参照してください。 |
このメニューのオプションは、Origin 8.1 SR0からサポートされています。メニューコマンドを使用して、実行前の処理スクリプト編集ボックスに変数を挿入します。
変数または定数を列の式、または、実行前の処理スクリプトに追加します。使用できる変数や定数には下記のものが含まれます。
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プロジェクト変数 | プロジェクト変数を列の式、または、実行前の処理スクリプトに追加します。サブメニューには、最大10個のプロジェクト変数 (およびその値) が表示されます。詳細…のサブアイテムをクリックしてプロジェクト変数ダイアログから全てのプロジェクト変数を確認・選択できます。 |
範囲変数の追加 |
レンジブラウザが開き、範囲変数を定義できます。 |
変数情報の追加 |
変数の挿入ダイアログの情報タブが開き、ページオブジェクト内の変数値やファイルメタデータを挿入することができます。 ここで役に立つオプションの一つとして、キー変数値のシステム変数v1 - v4への格納があります。これにより、限られた数の数値(データ型=double)の値をワークブックに格納できます。これについての説明は、このセクションの最後にあるサンプルを確認してください。 |
列ラベルセルの追加 |
変数の挿入 ダイアログのラベルタブが開き、列ラベルセルから変数を挿入するのに役立ちます。ヒント: 挿入するラベルセルデータを含むブック、シート、列を選択するために右パネルを使用します。 |
選択から範囲変数を追加... | 値の設定ダイアログを最小化しワークシートから挿入する範囲変数を選択します。 |
選択から列ラベルセルを追加 | 値の設定ダイアログを最小化し列ラベルセルを選択して変数を挿入します。 |
最初に選択から範囲変数を追加メニューで、範囲変数が追加されたとき、挿入モードダイアログが表示され、範囲を参照する異なるシンタックスを選択できます。利用可能なオプションは、列表記: Col(A)、ロングネーム : A、ショートネーム : A および インデックス : wcol(1)です。 |
ワークブックには、4つの数値(double)と4つの文字列変数値を格納できます。これらの事前定義システム変数は、とりわけ、列値の計算で使用する主要なワークブック固有の値を格納するために使用できます。
page.v1=1.117
double d1 = page.info.SYSTEM.FORMULA.V1;
A * d1
値の設定の列式で使用する変数を定義および保存する別の方法としては、値の設定の実行前の処理スクリプトパネルを使用するものがあります。 |
式セルを直接編集 | このオプションはデフォルトで有効になっています。このオプションをチェックするとセルで直接式を編集できるようになります。 |
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式テキスト... | このオプションは式セルを直接編集が無効になった時に選択できます。このオプションを選択すると式テキストダイアログが開き、式セルのF(x)ラベル行に表示したいテキストを入力できます。式テキストダイアログが空のままの場合、式セルには式列がそのまま表示されます。ヒント: 式セルの表示が空欄がいい場合、式テキストボックスにスペースを入力してください。 |
テキストを保持 | チェックした場合、計算した際に欠損値になる代わりに目的の列のテキストが保持されます。 |
式で値が設定される行の範囲を定義します。
値の設定ダイアログを開く前に列(複数列)を選択していた場合には、開始行と終了行は自動的に行(i): 開始 と 終了 ボックスに入ります。 (すべての列を選択するとこのボックスに <自動>となります)。非連続の範囲選択はサポートしていません。範囲を変更する場合、開始と終了のボックスの値を上書きします。
部分範囲を指定してからF(x)ヘッダセルの式を変更すると、行範囲は列の範囲全体にリセットされます(開始および終了=<自動>)。前に指定した部分範囲を固定するには、システム変数@FXR = 0に設定します。
式で値が設定される列の範囲を定義します。これは複数列の値を設定するときにのみ利用可能です。
値の設定ダイアログを開く前に複数列を選択していた場合には、開始行と終了行は自動的に列(j): 開始 と終了 ボックスに入ります。連続していない列はサポートされていないことに注意してください。列を変更する場合、開始と終了のボックスの値を上書きします。
この編集不可のフィールドは、列式および/または式スクリプト前の式が適用される列を識別します。
このボタンのグループを使用して、ある列から別の列に切り替えることができます。ダイアログを閉じずに複数列の値の設定を使うことができます。
データ生成のためにこの編集ボックスに単一行の式を追加することができます。ここには関数、条件演算子、および変数を使用できます。
再計算 |
値の設定の式の再計算を制御します。
詳細情報は、 分析結果の再計算をご覧下さい。 |
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関数の検索と挿入 |
ボタンをクリックして関数の検索と挿入ダイアログを開きます。 |
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列プロパティダイアログボックスに切り替える | |
OK |
ダイアログボックスを閉じることなく式で値を設定します。 |
キャンセル |
ダイアログボックスを閉じ、何もしません。 |
OK |
式で値を設定してダイアログボックスを閉じます。 |
スクリプトを表示/非表示 (上矢印ボタン) |
実行前の処理スクリプトパネルを表示または非表示にします。 |
この編集ボックスには複数行のLabTalkスクリプトを入力することができ、列の計算式編集ボックスの計算式の前に実行されます。スクリプトの表示/非表示ボタンをクリックして、この編集ボックスを表示/非表示することができます。
関数を検索するには、まず関数検索入力ボックスにキーワードを入力します。関連するすべての関数が関数名と説明とともに一覧表示されます。使用したい関数をダブルクリックすると、値の設定ダイアログに関数を挿入できます。その関数の詳細を表示するには、関数の説明部分をクリックして、対応する関数ページに移動できます。
値の設定ダイアログの他に、これらのツール/メニューで関数の検索と挿入ダイアログを開くこともできます。
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