これまでのOriginの歴史の中では、Originワークブックテンプレートの概念はかなり狭義でした。タイプは* .OTWと* OTWUのファイルのみであり、どのような種類のデータや操作も格納しませんでした。極最近では、「ワークブックテンプレート」の概念が、いくつかの分析またはグラフ作成操作で繰り返し使用されるいくつかのベースラインデータを含むワークブックファイルなどを含むように拡張されました。 またはデータは含まれていませんが、ブックに格納されている一連の分析操作(分析テンプレートと呼ばれる構成)を含むワークブックです。
次のように、これらの3種類の「ワークブックテンプレート」が異なる方法で保存されることに注意してください。
このトピックの残りの部分では、* .OTWファイルと* OTWUファイルに格納されているものを参照しています。
ワークシートクエリプロパティダイアログボックスの設定は、ワークブックテンプレートに保存されます。
ワークシートのプロパティダイアログボックスを開くには:
または、
詳細は、「作図のセットアップ」ダイアログをご覧ください。
列プロパティダイアログボックスの設定は、ワークブックテンプレートに保存されます。
列プロパティダイアログボックスを開くには:
または、
詳細は、「列プロパティ」ダイアログをご覧ください。
列値の設定ダイアログで定義、あるいは、F(x)=の列ラベル行に直接入力された列の数式は、ワークブックテンプレートに保存されます。
さらに、「列値の設定」の実行前の処理スクリプトパネルで定義されたスクリプトや変数も、ワークブックテンプレートに保存されます。
値の設定ダイアログボックスを開くには、
より詳細をご覧いただくには:
グラフウィンドウの場合と同様に、注釈(テキスト、描画オブジェクト、ボタン)をワークシートに追加することができます。 次のダイアログボックスコントロールに関連付けられている注釈は、ワークブックテンプレートとともに保存されます。
データ:インポートメニューから開くXファンクションベースのダイアログボックスでは、インポートオプションをワークシートに保存することができます。
Note:
インポートウィザード を使ってデータをインポートするとき、Originインポートフィルタを作成して保存するオプションがあります。 これらのフィルタには、ヘッダ情報とデータの分析指示が含まれており、ファイルに関連する変数や、インポート後のデータ処理するための指示が含まれている場合があります。 フィルターは、標準OIFファイル、や関連するファイルとして保存可能です。これらは、Originワークブックテンプレートと共に、保存されます。 このテンプレートは、特にデータファイルのインポートするように設定されています。
詳細は、インポートウィザードおよびインポートフィルタマネジャをご覧下さい。
インポートウィザードでデータをインポートする際に、ワークブックのpage.info領域にあるヘッダ値を、抽出および保存するオプションがあります。これらの値は、ワークブックテンプレートに保存されます。
ワークシートクエリプロパティダイアログボックスの式は、ワークブックテンプレートで保存されます。
ワークシートクエリのダイアログボックスを開くには:
詳細については、Worksheet Queryをご覧下さい。
いくつかの方法で、スクリプトはワークシートと関連付けることができます。これらは、「列値の設定」ダイアログボックスの「実行前の処理スクリプト」パネルに入力することができます。テキスト、描画、ボタンオブジェクトを付けて、 プログラム制御ダイアログボックスのオブジェクトで、スクリプトを関連付けることができます。
スクリプトも、
ADO (データベース接続)ツールの主な機能は、ワークシートと一緒にクエリを保存できることです。 これを実行すると、ワークブックテンプレートを使用してクエリを保存することができます。 これにより、ワークシート・テンプレートのコピーを開き、データベースに接続して、必要なデータのみを自動的にインポートできます。
ADOツールを使ったクエリの作成と保存についての詳細な情報は、クエリの作成と保存をご覧ください。