1つのシートにワークシートを付加する


ワークシート付与の機能を使用して、複数のワークシートを新しいワークシートにまとめることができます。ワークシートは列ごとまたは行ごとに付加できます。

このツールを使うには
  1. ワークシートをアクティブにします。
  2. データ整形:ワークシートの追加を選択してwAppend ダイアログを開きます。

wAppend Xファンクションを使用します。

Notes:ワークシートのスタイルフォーマットと埋め込みグラフは、ワークシート付加後の出力ワークシートでは欠落することがあります。

複数のソース(特に同じファイルタイプと構造のファイル)からのデータを結合する必要がある場合の別の方法は、データコネクタを使用して複数のファイルをインポートし、この方法で各ファイルを最初のファイルに追加することです。

ダイアログの設定

再計算

再計算モードを指定します。

  • なし
  • 自動
  • 手動
ワークシート

これは、結合する入力ワークシートを指定するのに使用します。表示ボックスと4つのボタンGroup List Toolbar append worksheet.pngのついたツールバーがあります。

  • 表示ボックス
    このボックスに選択されたワークシートが表示されます。このボックスで表示されるワークシートの順序が付加の順序を決定します。
  • 選択のための三角形ボタン Button Group List Add.png
    コンテクストメニューから選択して入力ワークシートを指定します。
    ブック中のシート
    現在アクティブなワークブックにあるすべてのワークシートを含みます。
    フォルダ中のシート
    現在アクティブなプロジェクトエクスプローラフォルダ内にあるすべてのワークシートを含みます。
    フォルダ中のシート(オープンのもの)
    最小化されていない現在アクティブなプロジェクトエクスプローラフォルダ内のすべてのワークシートを含みます。
    フォルダ中のシート(再帰的)
    現在アクティブなプロジェクトエクスプローラフォルダ内と全てのそのサブフォルダにあるすべてのワークシートを含みます。
    プロジェクト中のシート
    現在のOriginプロジェクトのすべてのワークシートを含みます。
    非表示シートを含める
    現在のOriginプロジェクトにある非表示のワークシートを含めます。
    ワークシートを選択
    シートブラウザを開き、ワークシートを選択します。
    リセット
    現在の選択を削除します。
  • 削除ボタン Button Group List Remove.png
    表示ボックスから選択したワークシートを削除します。表示ボックスでワークシートが選択されていないとき(<なし>と表示)は、このボタンを使用できません。
  • 上へ移動ボタン Button Group List Move Up.png
    表示ボックス内で選択したワークシートを上へ移動し、付加の順番を入れ替えます。
  • 下へ移動ボタン Button Group List Move Down.png
    表示ボックス内で選択したワークシートを下へ移動し、付加の順番を入れ替えます。
範囲

ワークシート全体か特定の列を追加するか指定します。

  • ワークシート全体
    ワークシート全体が追加されます。
  • 指定した列
    ワークシートの指定した列が追加されます。

このオプションは、範囲指定した列が選択されているときのみ利用できます。ここで結合する入力列を指定します。表示ボックスと4つのボタンGroup List Toolbar append worksheet.pngのついたツールバーがあります。

  • 表示ボックス
    このボックスに選択された列が表示されます。このボックスで表示される列の順序が付加の順序を決定します。
  • 選択のための三角形ボタン Button Group List Add.png
    共通列
    全ての選択されたワークシートに存在する1つ以上の共通の列を選択します。
    カスタム列
    列ブラウザを開き、列を選択します。
    リセット
    現在の選択を削除します。
  • 削除ボタン Button Group List Remove.png
    表示ボックスから選択した列を削除します。表示ボックスで列が選択されていないとき(<なし>と表示)は、このボタンを使用できません。
  • 上へ移動ボタン Button Group List Move Up.png
    表示ボックス内で選択した列を上へ移動し、付加の順番を入れ替えます。
  • 下へ移動ボタン Button Group List Move Down.png
    表示ボックス内で選択した列を下へ移動し、付加の順番を入れ替えます。
追加方向

ワークシートまたは列の追加方向を指定します。

  • ワークシート/列を新しい列として追加します。
  • ワークシート/列を新しい行として追加します。
各列の最後に追加

追加方向に設定されている場合、このチェックボックスを利用できます。

チェックを付けると、ワークシートの最大境界を考慮せずに、各列の最後に行方向で追加されます。

チェックを付けない場合、ワークシート中の各列の行数が異なる場合、最も長い列の最後の行の下にワークシートが追加され、空白のセルには欠損値が入力されます。

データ識別子 出力ワークシートに追加するデータソース情報を指定して、ソースシート/列のソースを示します。
  • なし:ソースデータセット識別子を表示しません。
  • 範囲:ソースワークシートの範囲を表示します。
  • ブック名:ソースワークブックの名前を表示します。
  • シート名:ソースワークシートの名前を表示します。
  • インデックスインデックスで指定されたソースワークシートのインデックスを表示します。
  • シートラベル:ソースワークシートのシートラベルを表示します。

追加方向 = の場合、データ識別子はラベル行「ソース」に追加されます。追加方向 = の場合、データ識別子はロングネーム「ソース」として最後の列に追加されます。各列の最後に追加にチェックを付けた場合、この設定は利用できません。

データの前に識別子を挿入する 選択したデータセット識別子をデータ列の前に1つの列として挿入するように指定します。選択しない場合、識別子列は最後の列に追加されます。

デフォルトではチェックが外れています。各列の最後に追加にチェックを付けた場合、この設定は利用できません。

インデックス 出力で表示するソースワークシートのインデックスを指定します。データセット識別子インデックスのとき使用できます。

シンタックス:開始:増分、(例えば0:0.5(0, 0.5, 1, 1.5...))、デフォルトは<自動>で 1:1と等しい。

出力ワークシート 結合したワークシートの出力先を指定します。