wreducerows

目次

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行の削減

概要

行の削減を統合したり削除してワークシートを削減

追加の情報

必要なOriginのバージョン: 9.1 SR0以降

コマンドラインでの使用法

1. wreducerows method:=merge nrows:=3 merge:=ave start:=2;

2. wreducerows method:=hidden;

Xファンクションの実行オプション

スクリプトからXファンクションにアクセスする場合、追加のオプションスイッチについてのページを参照してください。

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
入力 irng

入力

Range

<active>
入力データ範囲を指定します。
削除方法 method

入力

int

0
削除方法を指定します。

オプションリスト:

  • 0=del:N行読み捨て、M行読み取る
N行削除し、M行読み取り
  • 1=missing:欠損値を含む行を削除する
欠損値を含む行を削除
  • 2=mask:マスクを含む行を削除する
マスクを含む行を削除
  • 3=merge:統合した値でN行減らす
N個のデータポイントごとに、指定した値の1 つのデータポイントに統合します。
  • 4=hidden:非表示行を削除する
非表示行(フィルタで除外された行など)を削除
行全体を削除 entire

入力

int

0
参照列の欠損値またはマスクされた値に基づいて行全体を削除することで行を削減します。

このオプションは、削減方法欠損値を含む上を削除する (method=missing) または マスクを含む行を削除する (method=merge) の場合にのみ使用できます。 変数 irng は参照列です。

オプションリスト:

  • 0=偽
  • 1=真
行を統合/削除 nrows

入力

int

2
統合または削除する行の数を指定します。削減方法としてN行読み捨て、M行読み取るまたは、統合した値でN行減らすを選択した場合に利用可能なオプションです。
行をスキップ skip

入力

int

1
スキップ(読み取る)行の数を指定します。削減方法としてN行読み捨て、M行読み取るを選択した場合に利用可能なオプションです。
統合する方法 merge

入力

int

0
統合したデータポイントを置き換える値を指定します。 削減方法として統合した値でN行減らすを選択した場合に利用可能なオプションです。

オプションリスト:

  • 0=first:最初のポイント
N個のデータポイントをこれらのデータポイントの最初の値で置き換えます。
  • 1=last:最終ポイント
N個のデータポイントをこれらのデータポイントの最後の値で置き換えます。
  • 2=ave:平均
N個のデータポイントをこれらのデータポイントの平均の値で置き換えます。
  • 3=min:最小
N個のデータポイントをこれらのデータポイントの最小の値で置き換えます。
  • 4=max:最大
N個のデータポイントをこれらのデータポイントの最大の値で置き換えます。
  • 5=sum:合計
N個のデータポイントをこれらのデータポイントの合計の値で置き換えます。
  • 6=sd:SD
N個のデータポイントをこれらのデータポイントの標準偏差の値で置き換えます。
削除/統合の開始列 start

入力

int

1
統合/削除の開始行を指定します。
削除/統合の終了列 end

入力

int

-1
統合/削除の終了行を指定します。スクリプトからのみアクセスできます。
出力 orng

出力

Range

<input>
出力範囲を指定します。

説明

このXファンクションは、行の削除または指定した統計データで行を統合するために使用されます。このページも参照してください。

サンプル

サンプル 1

  1. 新規ワークブックを作成して、<Origin Program Folder> \Samples\Signal ProcessingにあるOriginのサンプルデータ、Gaussian Envelope.DATをインポートします。
  2. 全列選択してワークシート:行の削減メニューを選択してwreducerowsXファンクションダイアログを開きます。以下のようにオプションを設定します。
    削減方法: 統合した値でN行減らす
    行を統合: 10
    統合する方法: 最初のポイント
    統合の開始行: 1
    出力: <新規>
  3. OKをクリックして、行を統合します。


サンプル 2

ワークシートにデータがあるとします。col(B)の値が5000より大きい行を保持し、残りを削除します。以下のコードを実行します。

//col(B)にフィルタを追加し<5000に該当する行を非表示にする
wks.col2.filter = 1;
wks.col2.filter$="x>5000";
wks.runfilter();
wks.col2.filter=0;
//非表示行を削除
wreducerows method:=hidden;

関連するXファンクション

reducerows, wdelrows


キーワード: データ削減