統計:多変量解析:主成分分析
主成分分析を実行します。
これはOriginProのみの機能です。
必要なOriginのバージョン: Origin 8.6 以降
label変数はOrigin 2015以降で利用可能です。
1. pca -r 1 mtype:=cov std:=1 screeplot:=0 splot:=1;
2. pca std:=1 lplot:=0 biplot:=0;
3. pca std:=1 eigenvec:=0 xcomp:=2 ycomp:=1 splot:=1;
スクリプトからXファンクションにアクセスする場合、追加のオプションスイッチについてのページを参照してください。
表示 名 |
変数 名 |
I/O と データ型 |
デフォルト 値 |
説明 |
---|---|---|---|---|
変数 | irng |
入力 Range |
|
入力変数を指定します。少なくとも2つの入力データセットが必要です。Origin 2020b以降、[Book]Sheet!(N1:N2) 形式の短縮構文を使用できます。ここで、N1は列の連続した範囲の開始の列番号、N2は終了の列番号です。[Book]Sheet!([Book]Sheet!N1:N2,[Book]Sheet!N3:N4) の形式の非連続データも使用できます。 |
観測値ラベル | label |
入力 Range |
|
観測値ラベルのデータセットを指定します。スコアプロットに使用できます。 |
分析 | mtype |
入力 int |
|
分析のための行列タイプを選択します。
オプションリスト:
|
抽出する成分の数 | npc |
入力 int |
|
抽出する主成分の数を指定します。この値は1と変数の数の間となります。 |
標準化スコア | std |
入力 int |
|
スコアを標準化するか指定します。
リストワイズで欠損値を除く場合、スコアは単位分散として標準化されます。 ペアワイズの場合、スコアは固有値の平方根でスケールされます。 スコアプロットとバイプロットのスコアデータは、std が1の場合は標準化されます。 |
欠損値を除外 | missing |
入力 int |
|
分析から欠損値を除外するためのモードを指定します。
オプションリスト:
|
単純な記述統計 | stat |
入力 int |
|
各変数の分析で、平均、標準偏差、観測値の数などの入力データに対する単純な記述統計を実行するかどうかを指定します。 |
相関行列 | corr |
入力 int |
|
相関行列を計算するかどうかを指定します。相関行列を計算する手法は、missing で選んだ方法に依存します。 |
固有値 | eigenval |
入力 int |
|
比率や累積比率などの固有値を出力するかどうかを指定します。Bartlettの検定の結果は mtype がcov のときに表示されます。 |
固有ベクトル | eigenvec |
入力 int |
|
npc で指定される主成分の固有ベクトルを出力するかどうかを指定します。 |
スコア | scores |
入力 int |
|
npc で指定される主成分のスコアを出力するかどうかを指定します。 |
スクリープロット | screeplot |
入力 int |
|
固有値のスクリープロットを表示するかどうかを指定します。 |
X軸の主成分 | xcomp |
入力 int |
|
コンポーネントプロットでのX軸の主成分を指定します。 |
Y軸の主成分 | ycomp |
入力 int |
|
コンポーネントプロットでのY軸の主成分を指定します。 |
ローディングプロット | lplot |
入力 int |
|
固有ベクトルのローディングプロットを表示するかどうかを指定します。 |
スコアプロット | splot |
入力 int |
|
スコアのスコアプロットを表示するかどうかを指定します。 |
バイプロット | biplot |
入力 int |
|
固有ベクトルとスコアのバイプロットを表示するかどうかを指定します。 |
PCAレポート | rt |
出力 ReportTree |
|
主成分分析レポートの出力シートを指定します。 |
スコアデータ | rd |
出力 ReportData |
|
スコアのためのシートを指定します。 |
プロットデータ | rdplot |
出力 ReportData |
|
プロットデータのためのシートを指定します。この変数はダイアログでは非表示です。 |
詳細は、ユーザガイドをご覧下さい。
pca irng:=4:15 mtype:=cov -r 2;