グラフエクスポートのツリーノードに関する詳細


目次


tr (エクスポートの設定)

tr(Export Settings)ツリーはexpGraphXファンクションのエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr.Treenode:=<value>

サンプル: tr.Margin:=1


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
SpeedMode エクスポートで現在のスピードモード表示を使う int 0 元のグラフまたはグラフテーマスピードモードがオンのときに、エクスポートで現在のスピードモード表示を使うかどうかを指定します。
  • 0: ページの設定を適用する
    スピードモードに関する現在のページの設定をエクスポートするグラフに適用します。スピードモードページ設定は、作図の詳細ダイアログのその他のオプションタブで指定できます。
  • 1: オン
    エクスポートしたグラフにスピードモードを適用します。
  • 2: オフ
    Origin内でグラフにスピードモードが適用されていても、エクスポートしたグラフにスピードモードを適用しません。
Margin 余白の制御 int -2 グラフページの余白を指定します。以下のオプションがあります。
  • -2: 自動
    環境設定:オプション > ページタブページコピーの設定および、エクスポートの余白編集ダイアログボックスの設定でグラフをエクスポートします。
  • 0 :境界
    これは境界枠内のグラフ領域に境界幅のクリップコンボボックスで指定した境界領域を加えて、グラフをエクスポートします。
  • 1:余白詰め
    境界枠内のグラフ領域をエクスポートします。
  • 2:ページ
    グラフウィンドウ内のグラフをエクスポートします。
  • 3:ページ内で余白詰め
    ページ領域内にあるオブジェクトを囲む矩形でグラフをエクスポートします。
BorderWid 境界幅のクリップ int -1

これは、余白の制御境界が選択されている場合のみ利用できます。クリップされる境界幅を指定します。

3D OpenGL

このブランチはOpenGL ベースの3Dグラフをエクスポートする際に、アンチエイリアスタイプについて設定します。アンチエイリアスはエクスポートグラフの画像品質を向上します。この設定は、3D openGLの設定ダイアログでも制御できます。

また、対応する変数をexpGraph X-ファンクションで定義しても制御できます。3DOpenGLグラフに関してのシンタックスはtr.OpenGLGraph.AntiAlias:=<value>です。

ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
AntiAlias アンチエイリアシング int 1 アンチエイリアスの種類を指定します。
  • 0:アンチエイリアスなし
  • 1: Multi-samples anti-aliasing(マルチサンプルアンチエイリアス)
    これは、最もよい品質のアンチエイリアスを提供しますが、スピードが比較的遅くなります。
  • 2: Fast approximate anti-aliasing(FXAA)(高速近似アンチエイリアス)
    このオプションはMSAA手法よりも早くなりますが、質はそれほど良くありません。

Advanced

trツリーのAdvancedブランチで、expGraphXファンクションに対する詳細なエクスポート設定を指定します。これは画像の種類でベクター形式が選択されている場合のみ利用できます。これは、ページ内のシンボル、縦棒/横棒、オブジェクトなどの解像度またはサイズを指定するのに使用し、ベクターファイルにエクスポートする際に、シンボルの湾曲/伸張、縦棒/横棒のサイズが不適切、テキストラベルの間隔などの問題を解決します。ここの設定は、「環境設定:オプション:ページ」での設定に似ています。詳細については、ヘルプを参照して下さい。

シンタックス: tr.Advanced.Treenode:= <value>

サンプル:
// エクスポートする画像の解像度を指定:
tr.Advanced.Resolution:=0
tr.Advanced.DPI:=300


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
Resolution 解像度の設定/サイズの維持 int 0 グラフをエクスポートする方法を指定します。
  • 0: 解像度の設定
    解像度ボックスの値を使って、シンボル、棒、その他のラスターオブジェクトの解像度を指定します。
  • 1: サイズを維持
    グラフをエクスポートするサイズを指定します。この設定は tr1(Image Size)で行えます。
DPI 解像度 Double 300 これは解像度の設定が選択されている場合のみ利用できます。グラフのシンボル、棒、その他のラスターオブジェクトの解像度を指定するのに使用します。

tr1

tr1(画像サイズ) ツリーは、エクスポートする画像のサイズを指定します。

シンタックス: tr1.Treenode:=<value>

サンプル: tr1.Unit:=0 // エクスポートするサイズをインチ単位で指定する


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
ActualSize 元のページサイズ int ページの元の物理的な寸法を表示します。これは表示だけのオプションです。
CurrentSize 現在のサイズ int エクスポートする画像の現在の物理的な寸法を表示します。サイズの指定単位ページの比にセットされているときのみ利用できます。これは表示だけのオプションです。
Unit サイズの指定 int 0 エクスポートする画像のサイズを設定する単位を指定します。
  • 0: インチ
    インチを単位として使用
  • 1: cm
    CMを単位として使用
  • 2: ピクセル
    ピクセルを単位として使用
  • 3: ページの比
    ページの比を使ってエクスポートするサイズを設定します。
Rescaling 再スケール int 0 エクスポートする前にグラフを再スケールすることができます。再スケールにより縦横比は変わりません。
  • 0: 幅
    再スケールに対する幅を選択します。
  • 1:高さ
    再スケールに対する高さを選択します。
Width 幅に合わせる double 0 これは、再スケールが選択されているときのみ編集できます。エクスポートする画像に対する目的の幅を指定できます。そして、高さは自動的に再計算され、高さを合わせる テキストボックスで表示されます。
Height 高さに合わせる double 0 これは、再スケール高さが選択されているときのみ編集できます。エクスポートする画像に対する目的の高さを指定できます。そして、高さは自動的に再計算され、幅を合わせる テキストボックスで表示されます。
Width 比(%) double 0 これは、サイズの指定ページの縦横比が選択されているときのみ利用できます。このテキストボックスを使って、元のページサイズについて目的の比率を指定します。
PixelSize ピクセルサイズ int 0 ベクター形式の画像は解像度とは関係ないので、これは画像の種類でラスター形式が選択されている場合のみ表示されます。ピクセルサイズは、エクスポートする画像の実際のサイズ(インチ単位)と画像の解像度(DPI)の掛け算で計算されます。

tr2

tr2 (画像の設定) は、エクスポートする画像のプロパティを設定するのに使用するオプショングループです。

シンタックス: tr2.SubTree.Treenode:=<value>
サンプル: tr2.BMP.dotsperinch:=300;


AI

tr2 ツリーのAIブランチは、エクスポート画像の種類がAIとして選択されている場合にエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr2.AI.Treenode:= <value>

サンプル: tr2.AI.profile:=0 // AIプロファイルを使用


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
profile プロファイル int 0 使用するプロファイルを指定します。
  • 0: 通常オプション-AI
    AIプロファイル
  • 1: 通常オプション-EPF
    EPFプロファイル
colortranslation 色移動 int 0 色変換モードを指定します。
  • 0:ノーマル
    ノーマルモードです。
  • 1:反転
    色を反転します。
  • 2:逆グレーのみ
    グレーの色を反転します。
  • 3:グレースケール
    グレースケールのグラフに変換します。
  • 4:逆グレースケール
    グレースケールのグラフに変換し、反転します。
linemode 線モード int 0 使用する線モードを指定します。
  • 0:デバイス
    デバイスモードを使用します。
  • 1:ストローク
    ストロークモードを使用します。
background 背景矩形 int 0 背景矩形を含めるかどうかを指定します。
optimize カラープリンタ用に最適化 int 0 カラープリンタ用に最適化するかどうかを指定します。
aiformat AIフォーマットを含む int 1 AIフォーマット情報を含めるかどうかを指定します。
aiversion AI バージョン int 0 エクスポートするグラフと互換性を持つバージョンを指定します。利用可能なバージョンは3, 5, 6, 7です。


TIFF

tr2.ai ツリーのTIFF ブランチはTIFFプレビューを含むを選択すると設定できます。

シンタックス: tr2.ai.TIFF.Treenode:= <value>

サンプル:tr2.ai.TIFF.format:=2 // グラフの色のレベルとして16のグレースケールを使う


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
format フォーマット int 0 グラフのカラーレベルを指定します。
  • 0 Biレベル
    白黒のみ
  • 1: 8 色
    8色カラー
  • 2: 16 グレー
    16階調のグレースケール
  • 3: 16 色
    16色カラー
  • 4: 256 グレー
    256階調のグレースケール
  • 5: 256 色
    256色カラー
  • 6:24ビットRGBカラー
    24ビットカラー
datacompression データ圧縮 string なし 圧縮法を指定します。
  • なし
    圧縮無し
  • パックビット
    パックビット圧縮
  • MH(Modified Huffman)
    修正ハフマン圧縮
  • LZW
    LZW圧縮
resolution 解像度 int 3 使用する解像度を指定します。
  • 0: 画面
    画面解像度を使用します。
  • 1: プリンタ
    プリンタの解像度を使用します。
  • 2: 元のグラフ
    グラフが持つ解像度を使用します。
  • 3: 手動
    手動で解像度を指定します。
length 長さ double 72 エクスポートするグラフの高さを指定します。解像度手動に設定されている場合のみ利用できます。
width double 72 エクスポートするグラフの幅を指定します。解像度手動に設定されている場合のみ利用できます。

BMP

tr2 ツリーのBMPブランチは、エクスポート画像の種類がBMPとして選択されている場合にエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr2.BMP.Treenode:= <value>

サンプル:tr2.BMP.bitsperpixel:="24-bit Color" // エクスポート画像の色の深さを指定する



ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
dotsperinch DPI解像度 int 300 エクスポートするグラフの解像度を指定します。オプション:72, 96, 100, 150, 300, 600, 1200
bitsperpixel 色深度 string 256色カラー エクスポートするグラフの色深度を指定します。
  • モノクロ
    白黒でグラフをエクスポートします。
  • 16色カラー
    16色でグラフをエクスポートします。
  • 256色カラー
    256色でグラフをエクスポートします。
  • 16ビットカラー
    16ビットカラーでグラフをエクスポートします。
  • 24ビットカラー
    24ビットカラーでグラフをエクスポートします。
  • 8ビットグレースケール
    256階調のグレースケール でグラフをエクスポートします。

CGM

tr2 ツリーのCGMブランチは、エクスポート画像の種類がCGMとして選択されている場合にエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr2.CGM.Treenode:= <value>

サンプル:tr2.CGM.color:="Normal" // 色変換モードを”ノーマル”と指定する


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
profiles プロファイル string Standard Options(ANSI) 使用するプロファイルを指定します。
  • Standard Options(ANSI)
    ANSIの標準CGM
  • ANSI CGM 3.0
    ANSI CGM バージョン3の機能レベル
  • MIL-D-28003(CALS)
    CALS MIL-D-28003プロファイル
  • MIL-D-28003A(CALS)
    CALS MIL-D-28003Aプロファイル。これはバージョン3の機能レベルをサポートしています。
  • Lotus Freelance Plus(Ver.3.01)
    Lotus Freelance Plus プロファイル
  • Harvard Graphics(Ver.2.3)
    Harvard Graphics プロファイル
  • Inso GDSF(Ver.1.0)
    Inso GDSF version 1.0
  • Inso GDSF(Ver.2.0)
    Inso GDSF version 2.0
  • ApplauseII
    ApplauseII プロファイル
  • CoreIDraw
    CoreIDraw プロファイル
color 色移動 string ノーマル 色変換モードを指定します。
  • ノーマル
    ノーマルモードです。
  • 逆行列
    色を反転します。
  • 逆グレーのみ
    グレーの色を反転します。
  • グレースケール
    グレースケールのグラフに変換します。
  • 逆グレースケール
    グレースケールのグラフに変換し、反転します。
line 線モード string デバイス 線モードを指定します。
  • デバイス
    デバイスモードを使用します。
  • ストローク
    ストロークモードを使用します。

DXF

tr2ツリーのDXFブランチは、エクスポート画像の種類がDXFとして選択されている場合にエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr2.DXF.Treenode:= <value>

サンプル:tr2.DXF.color:="Normal" // 色変換モードを”ノーマル”と指定する


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
profiles プロファイル string 標準オプション (Text DXF) 使用するプロファイルを指定します。
  • 標準オプション (Text DXF)
    テキストDXF
  • バイナリ DXF
    バイナリ DXF
color 色移動 string ノーマル 色変換モードを指定します。
  • ノーマル
    ノーマルモードです。
  • 逆行列
    色を反転します。
  • 逆グレーのみ
    グレーの色を反転します。
  • グレースケール
    グレースケールのグラフに変換します。
  • 逆グレースケール
    グレースケールのグラフに変換し、反転します。
Units DXFファイルユニット string インチ グラフで使用する単位を指定します。インチ、フィート、ヤード、マイル、mm、cm、kmにすることができます。

EPS

tr2 ツリーのEPSブランチは、エクスポート画像の種類がEPSとして選択されている場合にエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr2.EPS.SubTree.Treenode:= <value>

サンプル:tr2.EPS.PostScript.PSLevel:=3// ポストスクリプトレベルを指定する


PostScript

EPSツリーのPostScriptブランチはPostScript設定を指定します。

シンタックス: tr2.EPS.PostScript.Treenode:= <value>

サンプル:tr2.EPS.PostScript.PSLevel:=3// ポストスクリプトレベルを指定する


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
PSLevel ポストスクリプトレベル int 2 ポストスクリプトレベルを指定します。1, 2, 3を指定できます。
Format データフォーマット int 0 データフォーマットを指定します。
  • 0:ASCII
    ASCIIフォーマット
  • 1: バイナリ
    バイナリフォーマット
Colors カラーフォーマット string RGB 色空間を指定します。
  • RGB
    表示で幅広く使用されるRGBモード
  • CMYK
    印刷で幅広く使用されるCMYKモード
DestRastOper 処理 int 2 ラスター形式変換を実行するかどうか指定します。変換が実行されない場合、手法が使われます。
  • 0: 無視する
    ラスター形式に変換しません。
  • 1: ソースコピー
    ソースコピーを使用します。
  • 2: 個別ビットマップ
    個別ビットマップを使用します。
  • 3: 全ビットマップの統合
    全ビットマップを統合します。
DestRastOperRes 解像度 int 150 変換に使用する解像度を指定します。72, 96, 100, 150, 300, 600, 1200にすることができます。

Preview

EPSツリーのPreviewブランチはPostScript設定を指定します。

シンタックス: tr2.EPS.Preview.Treenode:= <value>

サンプル:tr2.EPS.Preview.Preview:="None"// プレビューなし


ツリーノード ラベル Type デフォルト 説明
Preview プレビュー string なし プレビューモードを指定します。
  • なし
    プレビューなし
  • TIFF
    TIFFプレビュー
  • WMF
    WMFプレビュー
Resolution 解像度 int 1 解像度のレベルを指定します。低、中、高を指定することができます。
  • 0: 低い
    低レベルの解像度です。
  • 1: 中間
    中間レベルの解像度です。
  • 2: 高い
    高レベルの解像度です。
Compression 圧縮 int 1 圧縮法を指定します。
  • 0: なし
    圧縮無し
  • 1: PackBits
    パックビット圧縮
  • 2: LZW
    LZW圧縮

Fonts

EPSツリーのFontsブランチはフォント設定を指定します。

シンタックス: tr2.EPS.Fonts.Treenode:= <value>

サンプル:tr2.EPS.Fonts.FontType:=1// フォントタイプの指定


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
FontType Adobe Type int 1 フォントタイプを指定します。1, 3, 42を指定できます。
Embed 埋込みの方法 int 2 フォントの埋め込みモードを指定します。
  • 0: 置換を使用
    フォントを置換します。
  • 1: 組み込みフォントを使用
    組み込みフォントを使用します。
  • 2: アウトラインフォントを使用
    アウトラインフォントを使います。
TrueType 常にTrue Typeを使う int 0 True Typeを常に使うかどうか指定します。
VectorFontThickness ベクトルの太さ double 0 ベクトルの太さを定義します。0.2, 0.5, 1, 1.5, 2を指定できます。

SemiTrans

EPSツリーのSemiTransブランチはエクスポートする際の半透明領域の設定を指定します。

シンタックス: tr2.EPS.SemiTrans.Treenode:= <value>

サンプル:tr2.EPS.SemiTrans.SemiTransOpt:=0 // 半透明領域を不透明として描く

ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
SemiTransOpt int 1 グラフの半透明領域をEPSにエクスポートする方法を指定します。以下のオプションがあります。
  • 0: 不透明として作画
    半透明領域を不透明として描きます。
  • 1:デフォルト解像度のラスターで作画
    デフォルトの解像度で半透明の領域を描きます。
  • 2: ラスターとして作画
    解像度を指定してラスターとして半透明の領域を描きます。
DestRastOperRes 解像度 double 300 半透明の領域をラスターとして描くとき、解像度を指定します。GUIでは、値100, 150, 300がドロップダウンリストにあります。他の値を解像度として入力できます。SemiTransOptが2のときのみ利用できます。

Compression

EPSツリーのCompression ブランチはラスターに対して圧縮を有効にするかどうかを指定します。

シンタックス: tr2.EPS.Compression.Treenode:= <value>

サンプル:tr2.EPS.Compression.Enabled:=0 // ラスター圧縮を有効にしない

ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
Enabled 有効にする int 1 ラスター圧縮を有効にするかどうかを指定します。

GIF

tr2ツリーのGIFブランチは、エクスポート画像の種類がGIFとして選択されている場合にエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr2.GIF.Treenode:= <value>

サンプル:tr2.GIF.bitsperpixel:="24-bit Color" // エクスポート画像の色の深さを指定する


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
dotsperinch DPI解像度 int 300 エクスポートする画像の解像度を指定します。72, 96, 100, 150, 300, 600, 1200にすることができます。
bitsperpixel 色深度 string 256色カラー 色深度を指定します。
  • モノクロ
    白黒でグラフをエクスポートします。
  • 16色カラー
    16色でグラフをエクスポートします。
  • 256色カラー
    256色でグラフをエクスポートします。
  • 8ビットグレースケール
    256階調のグレースケール でグラフをエクスポートします。

JPG

tr2ツリーのJPGブランチは、エクスポート画像の種類がJPGとして選択されている場合にエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr2.JPG.Treenode:= <value>

サンプル:tr2.JPG.dotsperinch:=300 // エクスポートするグラフの解像度を指定する


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
dotsperinch DPI解像度 int 300 エクスポートする画像の解像度を指定します。72, 96, 100, 150, 300, 600, 1200にすることができます。
bitsperpixel 色深度 string 24ビットカラー エクスポートするグラフの色深度を指定します。
  • 24ビットカラー
    24ビットカラーでグラフをエクスポートします。
  • 8ビットグレースケール
    256階調のグレースケール でグラフをエクスポートします。
Compression 圧縮 int 0 圧縮レベルを定義します。0から255までの整数値で指定します。エクスポートするファイルのサイズは、圧縮レベルが高くなると、小さくなります。

PCX

tr2 ツリーのPCXブランチは、エクスポート画像の種類がPCXとして選択されている場合にエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr2.PCX.Treenode:= <value>

サンプル:tr2.PCX.dotsperinch:=300 // エクスポートするグラフの解像度を指定する


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
dotsperinch DPI解像度 int 300 エクスポートする画像の解像度を指定します。72, 100, 150, 300, 600, 1200にすることができます。
bitsperpixel 色深度 string 256色カラー エクスポートするグラフの色階調を指定します。
  • モノクロ
    白黒のみ
  • 16色カラー
    16色カラー
  • 256色カラー
    256色カラー
  • 24ビットカラー
    24ビットカラー
  • 8ビットグレースケール
    エクスポートする画像は、256階調のグレースケールとなります。

PDF

tr2 ツリーのPDFブランチは、エクスポート画像の種類がPDFとして選択されている場合にエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr2.PDF.SubTree.Treenode:= <value>

サンプル:tr2.PDF.PDF.ColorTranslation:=3// 色変換モードを指定する


PDF

PDFツリーのPDFブランチは基本設定を指定します。

シンタックス: tr2.PDF.PDF.Treenode:= <value>

サンプル:tr2.PDF.PDF.ColorTranslation:=3// 色変換モードを指定する



ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
ColorTranslation 色移動 int 0 色変換モードを指定します。
  • 0:ノーマル
    ノーマルモードです。
  • 1:反転
    色を反転します。
  • 2:逆グレーのみ
    グレーの色を反転します。
  • 3:グレースケール
    グレースケールのグラフに変換します。
  • 4:逆グレースケール
    グレースケールのグラフに変換し、反転します。
LineMode 線モード int 0 線モードを指定します。
  • 0:デバイス
    デバイスモードを使用します。
  • 1:ストローク
    ストロークモードを使用します。
FillMode 入力モード int 0 グラフをエクスポートするときに使用する塗りつぶしモードを指定します。
  • 0:デバイス
    デバイスモードを使用します。
  • 1:ストローク
    ストロークモードを使用します。
BackGround 背景矩形 int 0 背景矩形を含めるかどうかを指定します。
DestRastOper 処理 int 2 ラスター形式変換を実行するかどうか指定します。変換が実行されない場合、手法が使われます。
  • 0: 無視する
    ラスター形式に変換しません。
  • 1: ソースコピー
    ソースコピーを使用します。
  • 2: 個別ビットマップ
    個別ビットマップを使用します。
  • 3: 全ビットマップの統合
    全ビットマップを統合します。
DestRastOperRes 解像度 int 72 変換に使用する解像度を指定します。72, 96, 100, 150, 300, 600にすることができます。
AppendStringsToMetadata メタデータにテキストを追加 int 0 すべてのテキストをPDFファイルの終わり近くに追加されるメタデータに追加するかどうかを指定します。このチェックボックスにチェックをつけると、追加されたテキストがUTF-8で保存され、Adobe ReaderCtrl + Shift + Fでテキストを検索できます。

この変数は3Dグラフでは機能しないので注意してください。

Compression tree

PDFツリーのCompressionブランチは基本設定を指定します。

シンタックス: tr2.PDF.Compression.Treenode:= <value>

サンプル:tr2.PDF.Compression.ClrImageCompression:=1// 色の圧縮モードを指定する



ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
ClrImageCompression カラーイメージ int 6 色圧縮モードを指定します。
  • 0: なし
    圧縮無し
  • 1: JPEG高
    JPEGの高圧縮を使います。
  • 2: JPEG高中
    JPEGの高中圧縮を使います。
  • 3: JPEG中
    JPEGの中圧縮を使います。
  • 4: JPEG中低
    JPEGの中低圧縮を使います。
  • 5: JPEG低
    JPEGの低圧縮を使います。
  • 6: フレート
    フレート圧縮(zip圧縮)を使います。
MnImageCompression モノクロイメージ int 4 モノクロの圧縮モードを指定します。
  • 0: なし
    圧縮無し
  • 1: CCITTグループ3
    CCITT Group 3互換
  • 2: CCITTグループ4
    CCITT Group 4互換
  • 3: Run-Length エンコード
    Run-lengthエンコーディングを使います。
  • 4: フレート
    Flate圧縮を使います。
TextCompression グラフィックステキスト int 1 テキスト圧縮モードを指定します。
  • 0: なし
    圧縮無し
  • 1: フレート
    Flate圧縮を使います。
ASCIIEncoding ASCIIコード int 0 ASCII エンコードを使うかどうか指定します。

Fonts

PDFツリーのFontsブランチはPostScript設定を指定します。

シンタックス: tr2.PDF.Fonts.Treenode:= <value>

サンプル:tr2.PDF.Fonts.Embed:=1// フォントの埋め込みモードを指定する



ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
Embed 埋込みの方法 int 0 フォントの埋め込みモードを指定します。
  • 0: 記述子のみ
    記述子のみを含みます。
  • 1: 埋め込み
    グラフにフォントを埋め込みます。
  • 2: アウトライン
    アウトラインフォントを使います。
OutLineMode アウトラインモード int 0 アウトラインモードを指定します。これはCompactまたはAdobe Type 3にすることができます。
StrokeWidth ストローク幅 int 2 フォントのストローク幅を指定します。これは、細、標準、やや太い、太いにすることができます。
FontSubstitution フォント置換 int 0 フォント置換を実行するかどうかを指定します。
TrueType True Typeを使う int 0 True Typeを使用するかどうかを指定します。

PNG

tr2 ツリーのPNGブランチは、エクスポート画像の種類がPNGとして選択されている場合にエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr2.PNG.Treenode:= <value>

サンプル:tr2.PNG.dotsperinch:=300 // エクスポートするグラフの解像度を指定する


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
dotsperinch DPI解像度 int 300 エクスポートするグラフの解像度を指定します。オプション:72, 100, 150, 300, 600, 1200
bitsperpixel 色深度 string 256色カラー エクスポートするグラフの色深度を指定します。
  • モノクロ
    モノクロのみでグラフをエクスポートします。
  • 16色カラー
    16色でグラフをエクスポートします。
  • 256色カラー
    256色でグラフをエクスポートします。
  • 24ビットカラー
    24ビットカラーでグラフをエクスポートします。
  • 8ビットグレースケール
    256階調のグレースケール でグラフをエクスポートします。

PSD

tr2ツリーのPSDブランチは、エクスポート画像の種類がPSDとして選択されている場合にエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr2.PSD.Treenode:= <value>

サンプル:tr2.PSD.dotsperinch:=300 // エクスポートするグラフの解像度を指定する


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
dotsperinch DPI解像度 int 300 エクスポートするグラフの解像度を指定します。オプション:72, 100, 150, 300, 600, 1200
bitsperpixel 色深度 string 256色カラー エクスポートするグラフの色深度を指定します。
  • モノクロ
    白黒でグラフをエクスポートします。
  • 256色カラー
    256色でグラフをエクスポートします。
  • 24ビットカラー
    24ビットカラーでグラフをエクスポートします。
  • 8ビットグレースケール
    256階調のグレースケール でグラフをエクスポートします。

TIF

tr2 ツリーのTIFブランチは、エクスポート画像の種類がTIFとして選択されている場合にエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr2.TIF.Treenode:= <value>

サンプル:tr2.TIF.dotsperinch:=300 // エクスポートするグラフの解像度を指定する


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
dotsperinch DPI解像度 int 300 エクスポートするグラフの解像度を指定します。オプション:72, 96, 100, 150, 300, 600, 1200
ColorSpace 色空間 string RGB グラフをエクスポートするときに使用する色空間を指定します。
  • RGB
    この色空間は画面表示で広く使われています。主要な色として、赤、緑、青が使われます。
  • CMYK
    この色空間は印刷で広く使われています。主要な色として、シアン、マゼンタ、黄色、黒が使われます。
  • YCbCr
    この色空間はビデオやデジタル写真システムで広く使われています。この色空間では、Yはluma成分で、CbおよびCrは青と赤のchroma成分です。
bitsperpixel 色深度 string 256色カラー エクスポートするグラフの色深度を指定します。
  • モノクロ
    白黒でグラフをエクスポートします。
  • 16色カラー
    16色でグラフをエクスポートします。
  • 256色カラー
    256色でグラフをエクスポートします。
  • 24ビットカラー
    24ビットカラーでグラフをエクスポートします。
  • 8ビットグレースケール
    256階調のグレースケール でグラフをエクスポートします。
Compression 圧縮 string なし 圧縮法を指定します。
  • なし
    圧縮無し
  • パックビット
    パックビット圧縮
  • LZW
    LZW圧縮

TGA

tr2ツリーのTGAブランチは、エクスポート画像の種類がTGAとして選択されている場合にエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr2.TGA.Treenode:= <value>

サンプル:tr2.TGA.dotsperinch:=300 // エクスポートするグラフの解像度を指定する


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
dotsperinch DPI解像度 int 300 エクスポートするグラフの解像度を指定します。オプション:72, 100, 150, 300, 600, 1200
bitsperpixel 色深度 string 256色カラー エクスポートするグラフの色深度を指定します。
  • 256色カラー
    256色でグラフをエクスポートします。
  • 16ビットカラー
    16ビットカラーでグラフをエクスポートします。
  • 24ビットカラー
    24ビットカラーでグラフをエクスポートします。
  • 8ビットグレースケール
    256階調のグレースケール でグラフをエクスポートします。

WMF

tr2 ツリーのWMFブランチは、エクスポート画像の種類がWMFとして選択されている場合にエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr2.WMF.Treenode:= <value>

サンプル:tr2.WMF.Placeable:=1 // 配置可能なフォーマットを使用


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
Placeable 配置用 int 1 配置可能なフォーマットを使用するかどうかを指定します。