列の統計

内容

  1. 1 イントロダクション
  2. 2 欠損値の扱い
  3. 3 列の統計を実行

イントロダクション

記述統計は、データセットの基本的な特性を記述するのに使われます。平均値、標準偏差、四分位、サンプル数といった値を計算します。

欠損値の扱い

データ範囲内の欠損値は、分析には含まれません。列の統計ダイアログでは、各列/グループ内の欠損値の数を出力するオプションを利用できます。

Origin 2015から、グループ範囲内の欠損値と対応するデータ値は分析から除外されます。これ以前のバージョンでは、グループ範囲内の欠損値は、一つのグループとして扱われます。

列の統計を実行

データ範囲の記述統計を開始するには、

  1. メニューから統計:記述統計量:列の統計を選択します。すると、列の統計ダイアログボックスが開きます。
  2. 入力データ』に分析するデータ範囲、『計算する量』で計算したい記述統計量を指定します。
  3. 任意で、「グループ範囲」にグループ変数を指定することができ、グループ変数の各レベルでの分析データに対する要約した統計量が計算されます。重み範囲で重み付けの範囲を指定でき、 重み付けした統計量が計算されます。計算制御ブランチを開くと、モーメントと分位数の計算を利用することができます。
  4. OKをクリックすると、レポートテーブルが作成され、指定した統計量をすべて表示します。


列の統計により出力された結果のフラットシートは、参照ソート列を選択して右クリックし、ソート(ワークシート)を選択してソートとできます。

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