レイヤの大きさタブは作図の詳細ダイアログのレイヤレベルにあります。
レイヤの位置や大きさを精度良く指定するには、『左』、『上』、『幅』、『高さ』のテキストボックスに値を入力します。 『左』テキストボックスの値は、ページの左端からレイヤまでの相対的な位置となります。 「上」テキストボックスの値は、ページの上端からレイヤまでの相対的な位置を指定します。 「高さ」、「幅」のテキストボックスはレイヤ枠の大きさを指定します。これらの値は単位ドロップダウンリストで指定した単位に則ります。
単位のドロップダウンリストは絶対単位も相対単位も表示します。
インチ, cm, mm, ピクセル, ポイント |
左、上、幅、高さの絶対単位を指定します。 |
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ページに対する% |
このオプションは、ページサイズに相対的な同じレイヤサイズを維持するのに役立ちます。 これが選択されると、左、上、幅、高さのテキストボックスの値は、グラフページの高さと幅のパーセンテージで表示されます。 回転(度)も参照してください。 |
リンクレイヤに対する% |
このオプションはレイヤが他のレイヤの子レイヤとしてリンクしている時に使用できます。これは親レイヤのパーセントで子レイヤの範囲を指定します。親レイヤのサイズを変更したり大きさを変えると、子レイヤも同じように動きます。 |
Note:
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チェックボックス「X:Y」の割合で、軸の長さをスケールもリンクするは、直交座標系の2Dグラフにのみ有効です。レイヤサイズを変更しても、XとYのスケールの縦横比を変えないようにするために、X軸とY軸の長さ(レイヤの「幅」と「高さ」の比率)を設定します。このチェックボックスにチェックを入れると、編集ボックスに値を入力できるようになります。
軸破断が1つの軸にある場合、このチェックボックスは非表示になっています。
拡大ボタンを使用してグラフ領域でズームする際に、このチェックボックスにチェックを入れ比率を設定した場合、領域を選択するために描画した長方形は、デフォルトでは同じアスペクトを持たされます。システム変数「@DKR 」を使って、この制限を解除をすることができます。
3Dグラフの場合は、軸の長さをスケールにリンクするコントロールを、「作図の詳細」ダイアログボックスの軸タブ で編集します。
ドラッグして位置を変えると関連のレイヤも位置が変わるチェックボックスは単位ドロップダウンリストでページに対する%を選択している時のみ使用できます。このチェックがついているとリンクしている子レイヤを動かしたり大きさを変える場合、その親レイヤと他の子レイヤも同じよう動いたり大きさが変わります。
トリリニアダイアグラムのリンクレイヤでは、レイヤ領域セクションがこのタブに追加されている事がわかります。次のスクリーンショットは、トリリニアダイアグラムのレイヤ2のダイアログです。レイヤ3のダイアログも似ているように見えますが、左テキストボックスが無効です。
レイヤ2の大きさ・描画スピードタブで、左テキストボックスは各レイヤ間の隙間をコントロールします。値はdoubleの値ならば何でも入力できます。これにレイヤ1の一番上の頂点からレイヤ2の頂点までの長さの割合(パーセント)を指定します。(ダイアログ内のプレビューグラフをご覧ください。)
レイヤ枠やレイヤとスケールを接続先とするその他のオブジェクトが、レイヤの大きさが変わった際にどのように動作するかを指定します。これらの要素にはテキストのフォントサイズ、線と矢印の太さ、矢尻と棒の大きさ、矩形や連続直線などの線の太さなども含まれます。しかし、オブジェクトがレイヤ枠 またはレイヤとスケールに接続している場合、オブジェクトの大きさはレイヤの大きさが変わると常に変わります。
レイヤ枠でスケール |
レイヤに比例してレイヤ内の要素の大きさも変わります。 |
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固定倍率 |
テキストボックスの値で、元の大きさに対して相対的なレイヤ要素の大きさが決まります。 これらの要素の大きさは、入力した倍率を元の大きさの乗数にして決まります。 |
Note:
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