Originプロジェクト内を検索


Originではメタデータやデータセル、グラフオブジェクトを含むプロジェクトにある文字列や数値データを検索する機能をサポートしています。

検索ダイアログを開くには、

または、

または、

Find Origin Project.png

目次

  1. 1 検索 / 停止 ボタン
  2. 2 現在のパス
  3. 3 検索対象
  4. 4 検索する場所
  5. 5 検索オプション
  6. 6 検索に含めるタイプ
    1. 6.1 メタデータ
    2. 6.2 セル中のデータ(列で最初に合致)
    3. 6.3 グラフ内のテキストオブジェクト
    4. 6.4 ノートの内容
  7. 7 検索結果
    1. 7.1 ツールチップ
    2. 7.2 情報のコピー

検索 / 停止 ボタン

検索ボタンをクリックします。検索が開始されると、検索ボタンは停止になります。 停止をクリックすると検索が停止し、ボタンは検索に戻ります。

現在のパス

アクティブフォルダのパスを表示します。

検索対象

検索したい文字列や数値データを指定します。 List history button.pngをクリックすることで検索履歴が確認できます。

検索する場所

プロジェクト全体 プロジェクト全体で検索します。
アクティブフォルダ アクティブなフォルダでのみ検索します。
アクティブフォルダとサブフォルダ アクティブフォルダとそのサブフォルダで検索します。

検索オプション

大文字小文字の区別 検索で大文字と小文字を区別するかどうかを指定します。
例えばABCを検索するときにこの設定が有効な場合には、ABCは検索しますがabcは検索しません。
完全一致 検索対象に入力した文字列と全く同じものだけを検索します。

Note:ワイルドカード(*と?)を許可が無効なときのみ利用できます。

ワイルドカードを許可
(*と?)
検索対象の編集ボックスでワイルドカードの?*を使うかどうかを指定します。これを有効にした場合には、完全一致は無効になります。
  • * 任意の文字列
*は任意の長さの文字列を表すために使用できます。例えば、s*d では ”sad”と”started”が見つかります。
  • ? 任意の一文字
?検索対象編集ボックスで任意の一文字の代わりとして使用できます。例えば、s?t では”sat”と”set”が見つかります。

検索に含めるタイプ

検索対象の検索範囲を、メタデータ、データセル、グラフオブジェクト、ノートに絞り込みます。

メタデータ

メタデータは「データを説明するデータ」であり、列ラベル行のデータのようにプロジェクト内で簡単に見ることができます。また、フォルダコメントシートコメントのようにあまり目立たなくすることもできます。

5つのグループのメタデータがあります。フォルダグラフブックシート

選択...ボタンをクリックしてダイアログを開きグループ内にあるメタデータを選択します。 検索ダイアログやメタデータを選択ダイアログのグループチェックボックスにチェックを入れると、対応するグループのすべてのチェックボックスを選択したことになります。メタデータを選択ダイアログにて、グループ内のあるチェックを外した場合、グループのチェックボックスが未定義の状態になります。

Find Origin Project select.png

グループ メタデータ
フォルダ 名前,コメント,情報変数
グラフ ロングネーム,ショートネーム,コメント
ブック ロングネーム,ショートネーム,コメント,情報変数
シート ロングネーム,ショートネーム,コメント,情報変数
ロングネーム,ショートネーム,コメント,単位,F(X),カテゴリ,パラメータ,ユーザパラメータ,サンプリング間隔,フィルタ,情報変数
ノート ショートネーム,ロングネーム,コメント

セル中のデータ(列で最初に合致)

列の下のほうにあるセルの値を検索するかどうかを指定します。 検索対象に合致する複数のセルがあっても、この設定が有効な場合には出力結果には1つの情報しか表示しません。

グラフ内のテキストオブジェクト

グラフ内のテキストオブジェクトの値を検索するかどうか指定します。

ノートの内容

ノートの内容にある値を検索するかどうか指定します。

下図が示すように”ノートの内容”は様々な場所に保存されており、異なる設定でフィルタされています。

OH find in notes.png

検索結果

検索ボタンをクリックすると、このダイアログの下表に検索結果が出力されます。

この表には範囲項目属性フォルダの情報が入っています。

ツールチップ

検索結果の行の上にマウスを置くと、情報を表示するツールチップが生成されます。 行をダブルクリックすると対応するフォルダやウィンドウ(ブック/グラフ)がアクティブになります。

情報のコピー

検索結果の行を右クリックすると、コンテキストメニューにコピーするものについて3つ情報が表示されます。

Copy result info.png