画像は、イメージウィンドウ、行列ウィンドウのいずれにも取り込むことができ、対応する画像形式には若干の違いがあります。処理と解析の機能には重複がありますが、一般に、イメージウィンドウは画像の切り抜きやビデオ編集作業で使用し、行列ウィンドウは変換や解析作業の際に使用します(詳細はページ下部のリンクリストを参照)。どちらも等高線、3D曲面図、イメージプロットなど、一般的なプロットタイプを作成できます。
イメージウィンドウの画像は行列に変換することができるので、イメージウィンドウに画像を取り込み、そこで画像の切り抜きを行った後、行列に変換して画像処理を完了させることができます。
画像または画像のスタックを行列ウィンドウにインポートする方法
行列には2つの表示モードがあります。行列シートには65k以上の行列オブジェクトを格納できにほか、行列オブジェクトのスクロールや選択のためのコントロールも用意されています。
詳細は、画像変換を参照してください。
セレクタ領域を表示し、サムネイルまたはスライダーコントロールを切り替えるには、アクティブな行列ウィンドウにカーソルを合わせることで表示されるミニツールバーを使用することです。
サムネイルを表示させるには:
スライダーを使用してサムネイルイメージ表示を置き換えるには:
スライダーまたはサムネイルボタンの左にあるイメージセレクタボタンをクリックすると、サムネイルとスライダーの両方の表示を無効にできます。
オブジェクトプロパティのwbk.selectorおよびwbk.sliderのドキュメントを参照ください。
マルチフレームのTIFファイルをインポートする場合、サムネイル/スライダの表示はシステム変数@MSS(デフォルト値= 10)によって制御されます。
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行列シートまたは行列オブジェクトをイメージモード(表示:イメージモード)で表示する場合、関心領域(ROI)ツールを使用して情報を抽出できます。
データに変換すると、行列内の画像をイメージプロットとしてプロットすることができます。 これは、各セルがグラフ内の「ピクセル」として表される2Dプロットとしてデータを表示します。
GeoTIFFは、空間情報をTIFFファイルに保存し、マッピングに適用できるパブリックドメインの画像形式です。Origin 2022b以降、OriginはGeoTIFFファイルを行列およびイメージウィンドウの両方へのインポートできます。
GeoTIFF画像のインポートと解析については、GeoTIFFファイルのインポートと処理を参照してください。
NetCDFは、変数の配列を保存するための自己記述型のスケーラブルな形式です。科学データを交換するための柔軟な形式として設計されており、地理学の研究に容易に適応でき、大気および気候科学で広く使用されています。NetCDFのインポートと解析については、NetCDFファイルのインポートと処理を参照してください。
以下は、行列ウィンドウでの画像の操作に関する情報のセクションです。