作図と移動、データポイントの削除

このツールは、仮のデータを作成してシミュレーションするのに役立つ機能を提供します。

目次

  1. 1 データポイントを描画
    1. 1.1 データ追加モード
    2. 1.2 シンボルサイズ
    3. 1.3 グラフとワークシート間の切り替え
  2. 2 データポイントの移動
  3. 3 データポイントの削除

データポイントを描画

マウスで作図ツールを使って、2D散布図を手動で描きます。対応するXY座標値の非表示のワークシートが同時に作成されます。

グラフウィンドウがアクティブな状態で、マウスで作図ツールのボタンButton Draw Data.pngをクリックすると小ダイアログが開きます。
Draw Data Points Tool.png

Note: デフォルトではデータ追加モードシンボルサイズのオプションは表示されていません。設定ボタンをクリックすると展開できます。

データ追加モード

このオプションを使用して、描画したデータポイントの保存方法を指定できます。

シンボルサイズ

シンボルサイズでは、データポイントが描画されるときの大きさを指定することができます。デフォルトでは9になっています。

グラフとワークシート間の切り替え

一度ワークシートが作成されると、グラフまたはワークシートというボタンがパネルに表示され、ウィンドウを切り替えることができます。

詳しい内容は、「マウスで作図」を使ってデータプロットを作成をご覧ください。この手順は2D 散布図のみ有効です。

データポイントの移動

データ:データポイントを移動コマンドを使用して、2D散布図のデータポイントを1つずつレイヤ内の任意の場所に移動してデータプロットを再構成することができます。詳細は、『データポイントを削除する』をご覧ください。

Note:
  1. 2D折れ線グラフがアクティブな状態でデータ:データポイントを移動メニューを選択すると、アクティブな線のプロットタイプが散布図に変更されます。
  2. 縦棒グラフや横棒グラフなど、その他のプロットタイプの場合は、このメニューを選択すると、これらのデータポイントの移動を有効にするかどうかを確認するメッセージが表示されます。同じXデータを共有するマルチパネルグラフでも同じです。
  3. Origin 2023以前は、データポイントを移動ツールを使用してデータポイントを移動すると、データポイントはデフォルトのシンボル(小さな黒い四角)に変わりました。 Origin 2023以降、データポイントを移動する場合、Tabキーを1回押すだけで、ポイントのスタイルをソースプロットと同じに保つことができます。Tabキーを再度クリックすると、ポイントをデフォルトのシンボルとして表示する以前のモードに戻ります。
    データ点数が500を超える場合は、計算をスムーズに行うために、以前のモードでデータポイントを移動することをお勧めします。

データポイントの削除

不良データポイントの削除メニューコマンドを使用して、2D散布図から個別のデータポイントを削除できます。 ワークブックのデータはそれに応じて調整されます。これらは、2D散布図 でのみ動作します。 詳細は、『データポイントを削除する』をご覧ください。