アプリ は、特別なグラフ作成や分析タスクを行うためのカスタムアプリケーションです。OriginLab社のWebサイトのファイル交換の場から、必要なアプリをダウンロードして、インストールします。ユーザの皆様は、「ファイル交換の場」で、アプリを作成して、シェアすることも可能です。このチュートリアルでは、アプリの作成して、アップロード、および編集する方法を解説します。
このチュートリアルでは、以下の項目について解説します。
アプリがサポートしているファイルやアプリに必要なファイルは、次の通りです。
X-Function, *.ogs, *.c, *.h, DLLファイルがサポートされています。Xファンクションのファイル名は、「*.c」と同じであってはいけません。
「その他のファイル」には、文書(*.chm, *.pdf)、画像ファイル、サンプルデータなどがあります。
1.AppsフォルダをインストールしたOriginのAppDataの下に置きます。以下のコマンドを、「コマンド/スクリプト」ウィンドウに入力します。
%@A=; // 出力は、例えば、次のようになります。C:\Users\XXX\AppData\Local\OriginLab\Apps\
2.ステップ1のパスでフォルダを開き、この場所にサブフォルダを作成します。ここで、サブフォルダ名は、アプリ名として使っているものと同じにします。全てのアプリ用ファイルをこのサブフォルダに置きます。
3.Originを起動して、インターフェイスにあるコードビルダボタンをクリックします。
4.コードビルダウィンドウで、左のワークスペースにあるAppsフォルダで右クリックします。ショートカットメニューから既存フォルダの追加を選択して、Step2で作成したフォルダを追加します。ワークスペースパネルのフォルダを広げます。フォルダの全てのファイルがリストアップされます。
Appフォルダが空の場合は、ショートカットメニューから新規作成を選択して、Appsフォルダに新しいサブフォルダを作成できます。ファイルで右クリックすると、ファイルを削除する選択が可能です。フォルダで右クリックして、現在のフォルダに無いファイルを追加することができます。
5.コードビルダのワークスペースパネルで、新しく作成したAppフォルダで右クリックして、ショートカットメニューから生成を選択します。パッケージマネジャダイアログが開きます。
6.パッケージマネジャダイアログで、以下のように操作します。
これを行うことはめったにありませんが、LabTalk式で可能ノードを展開し、LabTalk算術式の横に次のように入力して、Notesウィンドウでアプリを有効にするように指定できます。 note.active=1 |
7.パッケージマネジャで設定をした後、メニューからファイル:新規保存をクリックします。.opxファイルが保存されます。opxは、フォルダー名と異なっていても構いません。Appのopxファイルの準備ができました。ファイルをドラッグ&ドロップして、Originにインストールします。なお、ファイルをドラッグアンドドロップする時には、Originを管理者として実行で起動しないでください。
アプリパッケージファイルが準備できたら、「ファイル交換の場」ウェブサイトにアップロードして、公開します。次のように操作します。
ファイルを追加、ファイルを削除、ファイル名を変更する場合は、コードビルダパネルのワークスペースのアプリフォルダを右クリックして、ショートカットメニューから対応するオプションを選択します。ショートカットメニューから生成をクリックして、アプリパッケージを再生成します。
ファイルを削除したり、ファイル名を変更する際には、もし使用されていなくても、元のファイルをアプリフォルダのパスの下に保存します。C:\Users\XXX\AppData\Local\OriginLab\Apps\ そうでないと、生成ボタンをクリックしたときに、opxの既存の設定をパッケージマネジャーダイアログに保存できません。
Originのウェブサイトにログインして、アプリを作成した「ファイル交換の場」ページを開き、更新したopxファイルを「ファイル交換の場」にアップロードします。現在のアプリのバージョンでアップデートしたものであるという「ノート」を、必要に応じて、ウェブページに掲載します。ユーザはメニューのツール: ファイル交換の場アプリ: * YourApp (インストール済) から、このアップデートを知ることができます。このアプリが既にインストール済の場合は、アスタリスクのシンボル「* 」がついています。
アプリの「ファイル交換の場」サイトの承認のリクエストボタンをクリックして、OriginLabからの連絡をお待ちください。