ワークシートのデータを画像(例、PDF)やデータファイルのどちらかにエクスポートすることができます。
expWks Xファンクションは、ワークシート全体、ワークシートの表示されている部分、ワークシートの選択部分を、JPEG, EPS, PDFなどの画像ファイルにエクスポートするのに使われます。
// アクティブワークシートをTEST.EPSという名前のEPSファイルにエクスポート // D:\ ドライブに保存 expWks type:=EPS export:=active filename:="TEST" path:="D:";
expWks Xファンクションは、export オプションを使って、同時に多くのワークシートをエクスポートすることもできます。指定しなければ、アクティブワークシートがエクスポートされます。
次のサンプルでは、export:=book が現在のワークブックにあるすべてのワークシートを pathで指定したフォルダにエクスポートします。
expWks type:=PDF export:=book path:="D:\TestImages" filename:=Sheet#;
ワークシートはワークブック内で並んだ順に(左から右へ)保存されます。 ここで、名前はその順番で、'Sheet1', 'Sheet2'のようにシートを数えるように番号が付けられます。9個以上のシートがある場合、filename:=Sheet## のようにすると、'Sheet01'のような名前になります。
export の他のオプションにはproject, recursive, folder, specifiedがあります。
expWks Xファンクションは、作成したグラフが埋め込まれていて、セルを統合したり、色付けして、プレゼンテーション用の分析結果があるカスタムレポートをエクスポートする際にも役立ちます。
expPDFw Xファンクションは、ワークシートを複数ページのPDFファイルにエクスポートできます。このXファンクションは、現在のプリンタの設定では1ページに入りきれないほどの内容がワークシートにある大きなワークシートをエクスポートするのに役立ちます。このXファンクションには、ブック内のすべてのシートまたはプロジェクト内のすべてのシートを出力するオプション、表紙やページ番号を追加するオプションがあります。
このサンプルでは、 expAsc Xファンクションを使って、ワークシートデータをタブ区切りで ASCII ファイルに出力します。
// タブ区切りでBook 2, Sheet 3のデータを // TEST.DATという名前のASCIIファイルにエクスポートし、D:\ ドライブに保存 expASC iw:=[Book2]Sheet3 type:=0 path:="D:\TEST.DAT" separator:=TAB;
このサンプルでは、type オプションはファイルの拡張子を示し、次の値のいずれかにセットします(type:=dat は type:=0と同じ)。
より詳しい例はこちらをご覧ください。