string


目次

GUI 制御文字列

編集

制御文字列が空の場合、コントロールはEditにセットされます。

パスワード

次の制御文字列を使うことができます。

password

入力を暗号化するパスワード編集ボックスのためのコントロールをセットします。
ダイアログでは以下のようになります。

Control string password.png

ボタン付き編集ボックス

ボタン付き編集ボックスには、単一行と複数行の2つがあります。

  1. 単一行
    制御文字列: button text..users
  2. 複数行
    制御文字列: button text..user

ダイアログでは以下のようになります。

Control string edit with button.png

ボタン付きコンボボックス

次の制御文字列を使うことができます。

button text..user|:|string1|string2|string3

ボタン付きコンボボックスへのコントロールをセットします。 ダイアログでは以下のようになります。

Control string combobox with button.png

ブラウザ

いくつかの事前定義されたブラウザダイアログが文字列型変数を開くことができます。Xファンクションダイアログでは、...のラベルがついたボタンが文字列変数の編集ボックス内に追加されます。

1.単一ファイル / 複数ファイルブラウザダイアログ

次の制御文字列を使うことができます。

...File

または、

...Files

単一または複数ファイルダイアログをセットします。

このダイアログでは、デフォルトのファイル拡張子を以下の2つの文字列で指定できます。

:[Description1]*.ext1|[Description2]*.ext2|[Description3].ext3...

または、

:groupname

Note: Originではいくつかのファイル拡張子グループが定義され、直接使用できます。以下はその例です。

  1. 画像はOriginがサポートしている*.ai, *.bmp, *.cgm,*.eps, *.jpg...といった全てのファイルタイプを含みます。 ASCII は*.dat, *.txt, *.csvを含みます。
    ...Files:Image
    
  2. Origin は、*.opj, *.org, *.ogw, *.ogg, *.ogm, *.txt, *.dat, *.csvの全てのOriginファイル形式を含みます。 Sample は、*.opj, *.c, *.cpp, *.h, *.ogs のOriginのプログラミング関連のファイル形式を含みます。
    ...Files:Origin
    
  3. X-Functionダイアログの初期化でブラウザダイアログを自動で開くには、ファイル拡張子の前に?を追加します。
    ...Files?:[Text file (*.txt)]*.txt
    



以下は、単一ファイル/複数ファイルの開くダイアログのサンプルです。

  1. 単一ファイルの開くダイアログ: ...File
    Xfunction string variable file.jpg
    Xfunction string variable file open dialog.jpg
  2. 複数ファイルの開くダイアログ:...Files
    Xfunction string variable files.jpg
    Xfunction string variable files open.jpg

2.保存ダイアログ

次の制御文字列を使うことができます。

...Save

保存ダイアログをセットします。

Xfunction string variable save.jpg

3.ファイルパスダイアログ

次の制御文字列を使うことができます。

...Path/...Path2

ファイルパスダイアログをセットします。

Control string path.png

...Path, フォルダ選択ダイアログを開きます

Control string new path open dialog.png

...Path2, フォルダ参照ダイアログを開きます

Control string path open dialog.png

Note: システム変数@FBL = 0 に設定すると、新しいフォルダブラウザと古いフォルダブラウザの切り替えが可能です。...Pathを指定するとフォルダの参照ダイアログが開き、...Path2を指定するとフォルダの選択ダイアログが開きます。

4.単一グラフ/複数グラフダイアログ

次の制御文字列を使うことができます。

...Graph

または、

...Graphs

単一グラフまたは複数グラフダイアログをセットします。

現在のOriginプロジェクトの単一/複数グラフのためのブラウザダイアログのサンプル

Xfunction string variable graph.jpg
Xfunction string variable graphs.jpg

5.単一/複数ワークシート選択のためのダイアログ

次の制御文字列を使うことができます。

...Sheet

または、

...Sheets

単一ワークシートまたは複数ワークシートを選択するダイアログをセットします。

現在のOriginプロジェクトの単一/複数ワークシートを選択するブラウザダイアログのサンプル

Xfunction string variable sheet.jpg
Xfunction string variable sheets.jpg

6.単一/複数レポートシート選択のためのダイアログ

次の制御文字列を使うことができます。

...Report

または、

...Reports

単一または複数レポートシート選択のためのダイアログをセットします。

現在のOriginプロジェクトの単一/複数ワレポートシートを選択するブラウザダイアログのサンプル

Xfunction string variable report.jpg

変数値データ

Xファンクションビルダのデータフィールドにおけるデフォルトデータをセットできます。

変数データ 入力 出力 入力/出力
<unassigned> デフォルト値は空の値で設定されます。 変数値は空の値で設定されます。コントロールの前に<自動>チェックボックスが付きます。チェックを付けると、結果の変数値が出力できます。そうでない場合、結果変数値は出力されません。

オプション文字列 U:n(n>=2) をセットすれば、このチェックボックスは表示されません。

変数値は空の値で設定されます。
指定の値 デフォルト値は指定の値で設定されます。 なし 入力として指定の値を設定します。
LabTalk変数名 デフォルト値はLabTalk変数値で設定されます。 変数結果値はLabTalk変数に入れられます。 変数値はLabTalk変数名から取得できます。実行後、結果値はLabTalk変数に入れられます。

サポートされているオプション文字列

詳細は、オプション文字列を参照してください。