解析: フィット:非線形陰関数カーブフィット
非線形陰関数曲線フィッティングセッションを開始します
必要なOriginのバージョン: 9.0 SR0以降(Pro版のみ)
Xファンクションは Auto GetNダイアログ用にデザインされていません。
| 表示 名  | 
変数 名  | 
I/O と データ型  | 
デフォルト 値  | 
説明 | 
|---|---|---|---|---|
| 入力 | iy | 
 入力 XYRange  | 
  | 
フィットするデータ | 
| フィット関数名 | func | 
 入力 string  | 
  | 
データをフィットするのに使用するフィット関数 | 
| NLFitツリー | nltree | 
 入力/出力 TreeNode  | 
  | 
パラメータ値、標準誤差などのフィッティングの情報を含むツリーです。 | 
| フィットモード | mode | 
 入力 int  | 
  | 
 入力データをフィットする時の扱い方です。
 オプションリスト: 
  | 
| ダイアログテーマ | theme | 
 入力 string  | 
  | 
ユーザがよく使用する設定を保存するために使うテーマです。 | 
| パラメータの表記 | pnotation | 
 入力 int  | 
  | 
 出力ツリーでのパラメータの表記
 オプションリスト: 
  | 
| パラメータ初期化 | init | 
 入力 int  | 
  | 
 パラメータ初期化のステータスを指定します。
 オプションリスト: 
  | 
| グローバル重み付け法 | weight | 
 入力 int  | 
  | 
 オプションリスト 
  | 
| NLFitオブジェクトの初期化の方法 | option | 
 入力 int  | 
  | 
 オプションリスト 
 
  | 
非線形陰関数カーブフィットのセッションを開始します。この時、オプション設定とパラメータの初期化も行います。
nltreeはツリーノードの変数で、数多くのフィット設定やフィット結果例えば、パラメータ値や標準誤差などを読み解く際、に使用できます。
詳細は、このページ をご覧下さい。
このXファンクションでは、フィット関数オーガナイザーのImplicitカテゴリにあるフィット関数のみ使用できます。
非線形陰関数フィッティングは直交距離回帰(ODR)反復アルゴリズムを使用します。
"J. W. Zwolak, P.T.Boggs, and L.T.Watson, ``Algorithm 869: ODRPACK95: A weighted orthogonal distance regression code with bound constraints, ACM Transactions on Mathematical Software Vol. 33, Issue 4, August 2007."
この例では、陰関数の楕円関数をXYエラー付きでフィットします。
string fn$=system.path.program$ + "Samples\Curve Fitting\ellipse.dat";//データ準備 newbook; impasc fname:=fn$;//新しいワークブックにデータをインポート nlbegino iy:=(1,2,4,3) func:=Ellipse weight:=1;//列4にYエラー、列3にXエラーとしてXY機械的エラーの陰関数フィッティングを開始 nlfit; nlend 1 1;
nlbeginoでのパラメータ制御についてはnlbeginと同様で、詳細はこのサンプルを参照してください。
キーワード:回帰, NLFit