newHTML


目次

概要

HTMLダイアログを作成します

追加の情報

必要なOriginのバージョン:Origin 2017 SR2以降

コマンドラインでの使用法

1. newHTML;

2.newHTML-DP;// HTML dialog parentとしてコードビルダフレームを使用

3. newHTML title:=MyExample cname:=MyEx opj:=0;

4. newHTML resize:=1 dlgw:=500 dlgh:=500;

5. newHTML dlgtype:=1 title:=MyGraphExample cname:=MyGrphEx opj:=1 pgshow:=1 pgname:=MyGraph;

Xファンクションの実行オプション

スクリプトからXファンクションにアクセスする場合、追加のオプションスイッチについてのページを参照してください。

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
タイプ dlgtype

入力

int

0

HTMLダイアログタイプ

  • 0: モーダル
  • 1: モードレス
タイトル title

入力

string

MyHTMLDialog

HTMLダイアログタイトル

dlgw

入力

int

800

HTMLダイアログの幅をピクセルで指定します。

高さ dlgh

入力

int

600

HTMLダイアログの高さをピクセルで指定します。

サイズ変更可能 resize

入力

int

1

HTMLダイアログのサイズを変更可能にするかどうかを指定します。

位置とサイズを保存する savesz

入力

int

1

ダイアログサイズをレジストリに記憶するか指定します。

Origin Cクラス名 cname

入力

string

MyHTMLDlg

HTMLDlg クラスから派生したユーザ定義HTMLダイアログクラスの名前

表示 pgshow

入力

int

1

ダイアログにグラフや画像を表示するか指定します。

  • 0: ダイアログにグラフや画像を表示しない
ダイアログにグラフや画像を表示しません。
  • 1: ダイアログにグラフや画像を表示する
ダイアログの右側にグラフや画像を表示します。
Note:
  1. HTMLファイルでは、2つのコンテナが作成され、左がユーザ定義のコントロール、右がグラフと画像の表示に使用されます。
  2. CPPファイルでは、グラフコントロールはユーザ定義のHTMLクラスに作成されます。
ページ位置 pgpos

入力

int

1

埋め込みグラフ/画像ページの位置

  • 0: 左
  • 1: 右
  • 2: 上
  • 3: 下
ページ名 pgname

入力

string

Graph1

グラフや画像を名前で指定します。

Origin ojs

入力

int

0

組み込みのJavaScriptライブラリ<Origin EXE フォルダ>\JS\origin.js を使用するか指定します。

jQuery jquery

入力

int

0

組み込みのJavaScriptライブラリ<Origin EXE フォルダ>\JS\jquery-2.js を使用するか指定します。

Note: cef=1の場合、この変数は無効となり、jqueryを含める必要があります。
プロジェクトのパスでファイルを書き込みます opj

入力

int

1

プロジェクトパスにHTMLファイルおよびCPPファイルを書き込むか指定します。

  • 0: プロジェクトパスでファイルを書き込まない
HTMLファイルおよびCPPファイルは指定されたフォルダに保存されます。ファイルブラウザが開いてフォルダを選択します。
  • 1: プロジェクトパスにファイルを書き込む
HTMLファイルおよびCPPファイルは現在のプロジェクトと同じパスに保存されます。
Note:
1.新しいHTMLダイアログをプロジェクトパスに書き込むよう指定して作成したときに、ProjectEvents.ogs にLabTalkスクリプトが追加されるので、 現在のプロジェクトを再度開くと、HTMLダイアログが開きます。
    if(run.LoadOC("%X\name.cpp", 16) == 0)
	OpenNameDlg; //HTMLダイアログを開く関数
    else
	type "Failed to load %X\name.cpp!";
2.新しいプロジェクトを開始し、未保存の場合、HTMLファイルやCPPファイルはユーザファイルフォルダに保存されます。
CEFを使用 cef

入力

int

1

CEF HTMLコントロールを使用するかどうかを指定します。

Note: cef=1の場合、 @cefdebug = 1 に設定して、デバッグモードをオンにします。

説明

このXファンクションは、HTMLダイアログを簡単に素早く作成する助けとなります。これはHTMLダイアログを作成するための簡単なオプションを提供しています。
HTMLダイアログの詳細については、これらのチュートリアルを確認してください。

サンプル

  1. 新規プロジェクトでBook1を開きます。
  2. 列A列Bを選択して右クリックし、ショートカットメニューから列値の一律設定:行番号を選択します。
  3. 列Bを選択して、Originメニューから作図> 基本の2Dグラフ:折れ線を選択してGraph1を作成します。
  4. プロジェクトをMyExample.opjとして保存します。
  5. Originメニューからウィンドウ:スクリプトウィンドウを選択します。
  6. スクリプトウィンドウnewHTML –d を入力し、ENTERを押してXファンクションダイアログを開きます。
  7. このXファンクションダイアログで、下図のように設定して、OKをクリックし、ダイアログを閉じます。
    XFDialog1.png
  8. プロジェクトを再度保存してOriginを終了します。
  9. MyExample.opjをダブルクリックして開きます。
  10. HTMLダイアログが開きます。
    HTMLDialog.png
  11. 適用ボタンをクリックすると、Origin CのメッセージボックスとWebサイトのメッセージがひとつずつ表示されます。
    Message1.png
    Message2.png

関連するXファンクション