img2xyz(Pro)

内容

  1. 1 メニュー情報
  2. 2 概要
  3. 3 追加の情報
  4. 4 変数
  5. 5 説明
  6. 6 サンプル

メニュー情報

イメージ:代数的変換:XYZデータ抽出

概要

XYZデータへの抽出

追加の情報

このコマンドはスクリプトからアクセスできません。これはOrigin Proのみの機能です。

この機能はOrigin8.0 SR4で更新されています。詳細は、リリースノート のセクションをご覧下さい。

変数

入力画像

操作する入力画像を指定します。デフォルトの入力はアクティブイメージです。

アンカー形状

抽出される領域の形状(矩形または楕円)を指定します。

XYZデータ

ワークシートの出力XYZ範囲を指定します。

ROIデータ

このチェックボックスにチェックが付いていると、選択した領域の強度データが指定した行列に出力されます。このチェックボックスにチェックが付いていないと、プレビューは出力されません。

アンカー形状楕円の場合、楕円の外接矩形の内側の強度データが、同様に行列に出力されます。


説明

このXファンクションは、強度データを抽出して、画像の選択した領域の対応するX, Y座標 データをワークシートの XYZデータ に抽出します。

この関数は、Xファンクションパネル内に開きます。画像のアンカーオブジェクトを移動したり、大きさを変更することで抽出する領域を選択でき、選択した領域の強度データがimg2xyz_dataという名前の3Dグラフにプロットされます。

入力画像が24ビットまたは48ビットカラー画像の場合、抽出の前に画像は8ビットまたは16ビットグレースケールに変換されます。

サンプル

次のサンプルは、画像の選択した矩形内のデータを抽出するこのXファンクションの使用法です。

1.行列を作成し、\Samples\Image Processing and Analysisフォルダにある myocyte1.tifファイルをインポートします。

2.メニューからイメージ:代数的変換:XYZデータ抽出…を選択すると、入力画像の隣のXファンクションパネルにこの関数が表示されます。

3.画像にある矩形のオブジェクトを移動およびサイズ変更すると、選択した領域の強度データプロットが、以下のように、img2xyz_data という名前のグラフに表示されます。

Img2xyz help English files image002.jpg

4.OKボタンをクリックすると、XYZデータが出力ワークシートに保存されます。