イメージ:代数的変換:XYZデータ抽出
XYZデータへの抽出
このコマンドはスクリプトからアクセスできません。これはOrigin Proのみの機能です。
この機能はOrigin8.0 SR4で更新されています。詳細は、リリースノート のセクションをご覧下さい。
入力画像 |
操作する入力画像を指定します。デフォルトの入力はアクティブイメージです。 |
アンカー形状 |
抽出される領域の形状(矩形または楕円)を指定します。 |
XYZデータ |
ワークシートの出力XYZ範囲を指定します。 |
ROIデータ |
このチェックボックスにチェックが付いていると、選択した領域の強度データが指定した行列に出力されます。このチェックボックスにチェックが付いていないと、プレビューは出力されません。 アンカー形状が楕円の場合、楕円の外接矩形の内側の強度データが、同様に行列に出力されます。 |
このXファンクションは、強度データを抽出して、画像の選択した領域の対応するX, Y座標 データをワークシートの XYZデータ に抽出します。
この関数は、Xファンクションパネル内に開きます。画像のアンカーオブジェクトを移動したり、大きさを変更することで抽出する領域を選択でき、選択した領域の強度データがimg2xyz_dataという名前の3Dグラフにプロットされます。
入力画像が24ビットまたは48ビットカラー画像の場合、抽出の前に画像は8ビットまたは16ビットグレースケールに変換されます。
次のサンプルは、画像の選択した矩形内のデータを抽出するこのXファンクションの使用法です。
1.行列を作成し、\Samples\Image Processing and Analysisフォルダにある myocyte1.tifファイルをインポートします。
2.メニューからイメージ:代数的変換:XYZデータ抽出…を選択すると、入力画像の隣のXファンクションパネルにこの関数が表示されます。
3.画像にある矩形のオブジェクトを移動およびサイズ変更すると、選択した領域の強度データプロットが、以下のように、img2xyz_data という名前のグラフに表示されます。
4.OKボタンをクリックすると、XYZデータが出力ワークシートに保存されます。