オプションツリーは、impEDF Xファンクションのインポートオプションを全て指定します。
シンタックス: Options.Treenode:=<value>
サンプル: Options.sparklines:=0 // スパークラインを追加しない
| ツリーノード | ラベル | データ型 | デフォルト | 説明 | 
|---|---|---|---|---|
| FirstMode | 第1ファイルインポートモード | int | 0 | 1番目のファイルのインポートモードを指定します。 以下のオプションがあります。
  | 
| モード | 複数ファイル(1番目を除く)のインポートモード | int | 3 | 1番目以外のファイルに対してリストからインポートモードを指定します。以下のオプションがあります。
  | 
| sparklines | スパークラインを追加 | int | 2 | データのスパークラインを追加するかどうかを指定します。
  | 
| bSaveFileInfo | ワークブック中のファイル情報を保存 | int | 1 | 選択されている場合、ワークブックにファイルの情報が保存されます。選択されていない場合、ファイル情報は保存されず、再インポート機能は使用できません。 | 
オプションツリーのワークシート/ブックの名前を付ける/変更するブランチはワークシートとワークブックの命名について指定します。
シンタックス: Options.Names.Treenode:= <value>
サンプル:
//部分ファイル名をワークシート名にする
Options.Names.FNameToSht:=1
Options.Names.FNameToShtFrom:=1
Options.Names.FNameToShtTo:=6
| ツリーノード | ラベル | データ型 | デフォルト | 説明 | 
|---|---|---|---|---|
| AutoNames | ファイル名による自動名前変更 | int | 0 | チェックが付いていると、Originはデフォルト設定を使って、ワークシートとワークブックの名前を変更します。
  | 
| FNameToSht | シート名を(部分)ファイル名に変更する | int | 1 | これにチェックが付いていると、ワークシート名にファイル名の一部を使います。 | 
| FNameToShtFrom | ファイル名の短縮(開始位置) | int | 1 | ブック名の開始位置 | 
| FNameToShtTo | ファイル名の短縮(終了位置) | int | 0 | ブック名の終了位置 | 
| FNameToBk | ブック名を(部分)ファイル名に変更する | int | 1 | これにチェックが付いていると、ワークブック名にファイル名の一部を使います。 | 
| FNameToBkFrom | ファイル名の短縮(開始位置) | int | 1 | ブック名の開始位置 | 
| FNameToBkTo | ファイル名の短縮(終了位置) | int | 0 | ブック名の終了位置 | 
| FNameToBkLnOnly | ブックのロングネームのみを変更する | int | 0 | これにチェックを付けると、ブックのロングネームのみ名前を変更します。 | 
| FPathToBk | ブック名の変更時にファイルパスを含める | int | 0 | ファイルパスをワークブック名に含めるかどうかを指定します。 | 
| FNameToBkComm | ワークブックコメントにファイル名を追加 | int | 1 | ワークブックコメントにファイル名を追加するかどうか指定します。 | 
| FNameToColComm | 列コメントにファイル名を追加 | int | 0 | ワークブックコメントにファイル名を追加するかどうか指定します。 | 
| FPathToComm | ファイル名を追加するときにファイルパスを含める | int | 1 | これにチェックが付いていると、ワークブックのコメントとコメント行にインポートファイルパスが追加されます。 | 
| Notes:
 Origin8.6以降、マイナス値(-)がFNameToBkFrom とFNameToBkTo に追加されました。これは、ファイル名の最後の文字からカウントするためです。ワークブックの名前を変更する場合、ファイルの拡張子をトリミングする際にも使用できます。例えば、sample.edfという名前のEDFデータファイルをインポートする場合、以下のように拡張子「.edf」をトリミングする設定に指定する事ができます。 
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