内容 |
解析:信号処理:デシメーション
Nポイント毎のデータを基本統計量で置き換えます。
必要なOriginのバージョン: Origin 8.1 SR0以降
これはOrigin Proのみの機能です。
decimate Col(2) d:=4 filter:=none;
decimate Col(2) filter:=ave oy:= (Col(3), Col(4));
decimate Col(2) filter:=fir order:=20 oy:= (Col(3), Col(4));
表示名 | 変数名 | I/Oとタイプ | デフォルト値 | 説明 |
---|---|---|---|---|
入力 | iy |
入力 XYRange |
<active> |
デシメーションを行いたいXYデータの範囲を指定します。 |
再サンプリングファクター | d |
入力 int |
5 |
ここに整数値 l を指定します。すると、元データの l ごとのサンプルが出力データセットの1つに統合されます。再サンプリングファクターは整数値で、入力データセットのデータ数より小さくなければなりません。 |
新規サイズ | newsize |
入力 int |
0 |
これは編集不可のテキストラベルで、出力データセットのサイズを示します。入力データセットのサイズと再サンプリングファクターで決まります。 |
フィルタの種類 | filter |
入力 int |
0 |
デシメーションで使用するフィルタを指定します。
オプションリスト
|
次数 | order |
入力 int |
30 |
これは、フィルタタイプでFIRフィルタが選択されているときのみ利用できます。FIRフィルタのフィルタ次数を指定するのに使用します。8から60の整数値である必要があります。 |
出力 | oy |
出力 XYRange |
<新規> |
出力データを保存する場所を指定します。
シンタックスはここをご覧ください。 |
デシメーションは、入力シーケンスの大きさを削減します。N毎のサンプルを指定した再サンプリングファクターに従って、1つに統合します。再サンプリングファクターがdの場合、デシメーション済みのベクターデータは、入力ベクターデータよりも d 倍短くなります。
この関数は、デシメーションに関して、移動平均フィルタとFIRフィルタの2つのフィルタを提供します。(2つのフィルタについての詳細はアルゴリズムをご覧下さい。)デフォルトでフィルタなしが使われます。
詳細は、ユーザガイドをご覧下さい。