crosstab(Pro)


目次

メニュー情報

統計: 記述統計: クロス集計とカイ二乗

概要

クロス集計を実行します

追加の情報

これはOrigin Proのみの機能です。

コマンドラインでの使用法

crosstab row:=col(B) col:=col(G) lay:=col(C);

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
row

入力

Range

<active>

列からのデータを行変数として指定します。

col

入力

Range

<unassigned>

列からのデータを列変数として指定します。

レイヤ lay

入力

Range

<optional>

列からのデータをレイヤ変数として指定します。レイヤ変数を指定すると、行と列変数のクロス集計がレイヤ変数の各レベルで作成されます。

度数 freq

入力

Range

<optional>

頻度データモードとしてデータを集計する場合、頻度変数として頻度の列を指定します。

分割表 ctable

入力

TreeNode

<unassigned>

これは、どの統計値で計算して分割表に出力を決定します。

有意レベル sig

入力

double

0.05

以下の仮説検定には、有意水準を指定します。

カイ二乗検定 chi

入力

int

1

カイ二乗検定を行うかどうかを指定して、分割表内の変数間で有意な関連があるか決定します。

Note: これらの統計についての詳細は、イントロダクションアルゴリズム結果の解釈のページをご覧ください。

フィッシャーの正確確率検定 fisher

入力

int

0

フィッシャーの正確確率検定を行うかどうかを指定して、分割表内の変数間で有意な関連があるか決定します。

Note: これらの統計についての詳細は、イントロダクションアルゴリズム結果の解釈のページをご覧ください。

関連性の尺度 massocial

入力

TreeNode

<unassigned>

これは、どの統計で計算して、分割表の変数間の関連の強さを評価をするのかを決定します。

カッパ kappa

入力

int

0

どの検定を実行して、一致対データの一致を計測して検定するのかを指定します。

Bowker検定([2*2]はマクマネー) bowker

入力

int

1

どの検定を実行して、一致対データの一致を計測して検定するのかを指定します。

Cochran-Mantel-Haenszel cmh

入力

int

0

条件付独立性検定、オッズ比の均一性検定、共通オッズ比を含む、複数分割表の関係を分析するかどうかを指定します。

相対危険度 risk

入力

int

0

相対危険度を計算して、比較グループでイベントが発生するオッズに対する1つのグループでイベントが発生するオッズの割合を計測するかどうかを指定します。

オッズ比 ratio

入力

int

0

オッズ比を計算して、イベントが発生するオッズに対するイベントまたは結果が発生するオッズの割合を計測するかどうかを指定します。

モザイクプロット mosaic

入力

int

0

モザイクプロットを表示するかどうかを指定します。モザイクプロットのそれぞれの矩形の面積は、X変数の各レベルにおけるY変数の割合に比例します。

クロス集計レポート report

出力

ReportTree

[<入力>]<新規>

クロスタブ結果のためのシートを指定します。デフォルトは入力データがあるワークブックに新しいシートを作成して表示します。

プロットデータ rdplot

出力

ReportData

[<入力>]<新規>

モザイクプロットデータのためのシートを指定します。デフォルトは入力データがあるワークブックに新しいシートを作成して表示します。

説明

カテゴリデータの分析にはクロス集計が多く使われています。これらの分析では、分割表を使った変数の度数分布を示します。表をベースにした分析は有意な関連性があるかどうかを決定し、関連性の強さと方向を作成して、一致対データの一致を計測して検定します。

詳細な情報

オプションツリーの詳細

詳細は、Crosstabツリーノードの詳細を参照してください。


詳細は、ユーザガイドをご覧下さい。

サンプル

このサンプルでは、クロス集計の実行の方法を示します。結果の解釈については、このページを参照してください。

// データファイルをインポート
newbook;
impASC fname:=system.path.program$+"\Samples\Statistics\MontanacOutlookPoll.dat";

// 分析データを用意.3列をカテゴリデータにセット
wks.col2.categorical.type=2;
wks.col3.categorical.type=2;
wks.col7.categorical.type=2;

//クロス集計を実行
crosstab -r 2 row:=[MontanacOutlo]MontanacOutlookPoll!B"Age" col:=[MontanacOutlo]MontanacOutlookPoll!G"Financial Status" lay:=[MontanacOutlo]MontanacOutlookPoll!C"Sex"  mosaic:=1;