addline

目次

1 メニュー情報
2 概要
3 追加の情報
4 コマンドラインでの使用法
5 Xファンクション実行オプション
6 変数
7 説明
8 サンプル

メニュー情報

挿入: 直線を追加

概要

グラフレイヤに垂直線または水平線を追加します

追加の情報

必要なOriginのバージョン: Origin 9.0

コマンドラインでの使用法

addline type:=1 value:=12 select:=1 name:=vline1;

Xファンクションの実行オプション

スクリプトからXファンクションにアクセスする場合、追加のオプションスイッチについてのページを参照してください。

変数

表示名	変数名	I/O とデータ型	デフォルト値	説明
タイプ	type	入力 int	0	垂直直線または水平直線のどちらを追加するか指定します。オプションリスト垂直 (0) 現在のアクティブグラフに垂直線を追加します。水平:(1) 現在のアクティブグラフに水平線を追加します。
位置の値	value	入力 double	<unassigned>	X 軸スケール(垂直線の場合)またはY軸スケール(水平線の場合)の単位で追加される直線の位置を指定します。カテゴリ値の場合、直線を追加したい特定のカテゴリに対するカテゴリリストのインデックスを入力します。詳細は下の例を確認してください。 LabTalk式またはOriginの組み込みの統計関数のうち1つを組み込んだ式を入力することもできます。詳細はこちらをご覧ください。
カラー	color	入力 int	0	追加する線の色を指定します。
スタイル	style	入力 int	0	追加する線のスタイルを指定します。オプションリスト solid:実線 (0) 実線として指定します。 dash:破線 (1) 破線として指定します。 dot:点線 (2) 点線として指定します。 dash_dot:一点鎖線 (3) 一点鎖線として指定します。 dash_dot_dot:二点鎖線 (4) 二点鎖線として指定します。 short_dash:短い破線 (5) 短い破線として指定します。 short_dot:短い点線 (6) 短い点線として指定します。 short_dash_dot:短い一点鎖線 (7) 短い一点鎖線として指定します。
ラベル表示フォーマット	format	入力 string	<自動>	ラベルの表示フォーマットを指定します。
ラベル位置	location	入力 int	0	ラベル位置を指定します。オプションリスト top:上 (0) 追加する線の上にラベルを表示します。 bottom:下 (1) 追加する線の下にラベルを表示します。 left:左 (2) 追加する線の左にラベルを表示します。 right:右 (3) 追加する線の右にラベルを表示します。
選択可能	select	入力 int	1	チェックボックスをチェックすると、追加した線をグラフ上で選択できます。オブジェクトが選択不可にされた場合、それはスクリプト経由で削除することができます： `label -r ObjectName;` または、編集 : 編集モードメニューオプションを使用して選択可能にします。
移動可能	move	入力 int	1	チェックボックスをチェックすると、追加した線をグラフ上で移動できます。移動不可にした場合、選択して右クリックし、オブジェクトの表示属性を選択して開くオブジェクトの表示属性ダイアログの座標タブで位置を変更することができます。
名前	name	入力 string		線の名前を指定します。

説明

このXファンクションは、グラフ上に垂直または水平の直線を追加するために使用できます。

サンプル

このサンプルでは、カテゴリ軸のグラフに垂直線を追加する方法を説明します。

新規ワークブックを作成し、<Origin フォルダ>\Samples\Data Manipulation\WeatherStations.dat をインポートします。Col(Day) を右クリックしてカテゴリーとして設定を選択します。Color（Temperature）とCold（Pressure）をハイライトし、メニューから作図：複数区分/軸：二重Yを選択してdouble-Yグラフを作成します。
メニューから挿入：直線を追加...を選択して、直線を追加ダイアログを開きます。
タイプとして垂直が選ばれ、ヒントとして"軸スケール [x1,x2]1=Mon, ..., n=Fri"と表示されます。4を入力して、Thuの位置で垂直の線を追加します。カラーを赤にし、スタイルを破線にします。

OKをクリックします。グラフは次のようになります。