ワークシートデータの検索と置換
Wks-Find-Replace-Data
ワークシートデータの検索と置換は、検索と置換ツールを使って、行うことができます。
簡易検索ダイアログを開きます。
- 編集:検索を選択します
- Ctrl + F キーを押します
- ワークシートのミニツールバーにある検索ボタンをクリックします
簡易検索ダイアログのボタンをクリックし、検索と置換ダイアログが検索タブが選択された状態で開きます。
メニューから編集:置換を選択し、置き換えタブが選択された状態で直接開くことができます。
このツールは、数値と文字列データの両方に対して動作します。
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- また、wreplace
Xファンクションを使って、ワークシートの数値または文字列を置き換えることができます。
- セルの数式で数値または文字列を検索して置き換えるには、数式を表示するか(ミニツールバーの式を表示ボタンを選択)、最初に編集モードに切り替える(編集:編集モード)必要があります。
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簡易検索ダイアログ
このダイアログを使うと、ワークシート内の数値または文字列を検索することができます。
- ダイアログの最小化ボタンをクリックするか、Win + 下方向キーを押してダイアログを最小化すると、ワークシートで範囲を選択して、選択した範囲を制限できます。
- またはをクリックする以外に、Ctrl + Page Up /
Downキーを押して、選択した範囲で前/次を検索できます。
検索タブ
検索タブを使って、ワークシート内の数値または文字列を検索することができます。
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データタイプ |
検索するデータのタイプを指定します。
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条件 |
これは、データタイプが数値のときにのみ利用できます。これを使って、条件を組み立てるのに使用する演算子を指定することができます。例えば、条件ドロップダウンリストで
> を選択し、検索対象編集ボックスに3と入力すると、ツールは3より大きいデータ値を探します。
- =: 等しい
- <:未満
- <=:より大きくない
- >:より大きい
- >=:より小さくない
- !=:等しくない
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検索内容 |
見つける値を指定します。
データ種類で数値ラジオボタンが選択されているとき、検索内容の右にある右向き三角形ボタン
をクリックして、ショートカットメニューから次のいずれかを選ぶことができます。
- -- 欠損値のみ
- 検索内容 編集ボックスに"--"が表示されます。これは欠損値を探します。
- - 欠損値/空セル/テキストセル
- 検索内容編集ボックスに"-"が表示されます。これは欠損値、空白セル、テキストセルを探します。
データ種類で文字列ラジオボタンが選択され、ワイルドカード文字を使うにチェックがついているとき、検索内容の右にある右向き三角形ボタン
をクリックして、ショートカットメニューから次のいずれかを選ぶことができます。
- * いずれかの文字列
- 「*」 を任意の長さの文字列を表すものとして使うことができます。例えば、s*d は"sad"と"started"を検出します。
- ? 任意の一文字
- 「?」を検索内容編集ボックスで、任意の英数1文字として使うことができます。例えば、s?t
は "sat" と "set" を検出します。
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オプション |
- リンクセルをスキップする
- 他のワークシートやレポートシートへのリンクを含むセルをスキップするかどうかを指定します。
- 選択範囲で検索/置換
- ダイアログを開く前に範囲が選択されていると、このチェックボックスが利用可能となり、デフォルトで選択されています。これを使って、選択範囲内で検索を行うかどうかを指定することができます。
- 絶対値を使う
- これは、データ種類グループで、数値ラジオボタンが選択されている場合にのみ利用できます。これを使って、与えられた条件をテストするためにセルの値の絶対値を使うかどうかを指定します。
- 上へ検索
- 検索方向を上向きにするかどうかを指定します。
- 許容値
- これは、データ種類グループで、数値ラジオボタンが選択されている場合にのみ利用できます。これは、ワークシートのデータ値と検索内容の値の許容値を指定するのに使います。の場合、Originは2つの数値を等しいものとして扱います。
- 大文字小文字を区別
- これは、データ種類グループで、文字列ラジオボタンが選択されている場合にのみ利用できます。検索が大文字小文字を区別するかどうかを指定します。
- セルの内容全体に一致
- これは、データ種類グループで、文字列ラジオボタンが選択されている場合にのみ利用できます。オプショングループでワイルドカード文字を使うにチェックが付いていないときに有効です。これを使って、検索内容とセルの内容全体を比べるかどうかを指定します。このチェックボックスを選択すると、ツールは、検索内容文字列がセル全体と一致しているときのみ、検索内容が見つかったと判定します。
- ワイルドカード文字を使う
- これは、データ種類グループで、文字列ラジオボタンが選択されている場合にのみ利用できます。これを使って、ワイルドカード、
? および *が、検索内容ボックス内で使われているかどうかを指定します。このチェックボックスが選択されている場合、セルの内容全体に一致
チェックボックスは無効となります。
- ラベル行を含む
- これは、データ種類グループで、文字列ラジオボタンが選択されている場合にのみ利用できます。検索範囲に列ラベル行を含むかどうかを指定するのに使用します。
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次を検索 |
検索条件に合う値の次の出現を探します。 |
閉じる |
検索と置換ダイアログボックスを閉じます。 |
置き換えタブ
置換タブを使って、別の値で数値または文字列を置き換えます。
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データタイプ |
置き換えるデータのタイプを指定します。
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条件 |
これは、データタイプが数値のときにのみ利用できます。これを使って、条件を組み立てるのに使用する演算子を指定することができます。例えば、条件ドロップダウンリストで
> を選択し、検索対象編集ボックスに3と入力すると、ツールは3より大きいデータ値を探します。
- =: 等しい
- <:未満
- <=:より大きくない
- >:より大きい
- >=:より小さくない
- !=:等しくない
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検索内容 |
置き換える値を指定します。
データ種類で数値ラジオボタンが選択されているとき、検索内容の右にある右向き三角形ボタン
をクリックして、ショートカットメニューから次のいずれかを選ぶことができます。
- -- 欠損値のみ
- 検索内容 編集ボックスに"--"が表示されます。これは欠損値を探します。
- - 欠損値/空セル/テキストセル
- 検索内容編集ボックスに"-"が表示されます。これは欠損値、空白セル、テキストセルを探します。
データ種類で文字列ラジオボタンが選択され、ワイルドカード文字を使うにチェックがついているとき、検索内容の右にある右向き三角形ボタン
をクリックして、ショートカットメニューから次のいずれかを選ぶことができます。
- * いずれかの文字列
- 検索内容編集ボックスで「*」を任意の長さの文字列として使います。
- ? 任意の一文字
- 検索内容編集ボックスで ?を任意の1文字として使います。
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置き換え |
見つかった値を置き換えるのに使用する新しい値を指定します。 |
検索位置 |
置き換える値を探す場所を指定します。オプションで、検索・置換えを選択領域に限定にチェックが付いていない場合のみ有効です。
- アクティブワークシート
- アクティブワークシート
- アクティブワークブック
- アクティブワークブック内のシート
- 現フォルダ中のすべてのワークブック
- サブフォルダを除く、アクティブフォルダ内のすべてのワークブック
- 現フォルダ中のすべてのワークブック(再帰的に適用)
- サブフォルダを含むアクティブフォルダ内のすべてのワークブック
- 現フォルダ中のすべてのワークブック(オープンのもの)
- アクティブフォルダ内の非表示でないすべてのワークブック
- プロジェクト中のすべてのワークブック
- 現在のプロジェクト内のすべてのワークブック
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オプション |
- リンクセルをスキップする
- 他のワークシートやレポートシートへのリンクを含むセルをスキップするかどうかを指定します。
- 選択範囲で検索/置換
- ダイアログを開く前に範囲が選択されていると、このチェックボックスが利用可能となり、デフォルトで選択されています。これを使って、選択範囲内で検索を行うかどうかを指定することができます。
- 絶対値を使う
- これは、データ種類グループで、数値ラジオボタンが選択されている場合にのみ利用できます。これを使って、与えられた条件をテストするためにセルの値の絶対値を使うかどうかを指定します。
- 条件が真の場合符号を維持
- これは、データ種類グループで、数値ラジオボタンが選択されている場合にのみ利用できます。条件が一致し、見つかった値を置き換えるとき、これを使って、見つかった値の元の符号を維持するかどうかを指定します。
- 条件が偽の場合欠損値として設定
- これは、データ種類グループで、数値ラジオボタンが選択されている場合にのみ利用できます。このチェックボックスが選択されていると、条件に一致しない値は欠損値として設定されます。
- 上へ検索
- 検索方向を上向きにするかどうかを指定します。
- 許容値
- これは、データ種類グループで、数値ラジオボタンが選択されている場合にのみ利用できます。これは、ワークシートのデータ値と検索内容の値の許容値を指定するのに使います。の場合、Originは2つの数値を等しいものとして扱います。
- 大文字小文字を区別
- これは、データ種類グループで、文字列ラジオボタンが選択されている場合にのみ利用できます。検索が大文字小文字を区別するかどうかを指定します。
- セルの内容全体に一致
- これは、データ種類グループで、文字列ラジオボタンが選択されている場合にのみ利用できます。オプショングループでワイルドカード文字を使うにチェックが付いていないときに有効です。これを使って、検索内容とセルの内容全体を比べるかどうかを指定します。このチェックボックスを選択すると、ツールは、検索内容文字列がセル全体と一致しているときのみ、検索内容が見つかったと判定します。
- ワイルドカード文字を使う
- これは、データ種類グループで、文字列ラジオボタンが選択されている場合にのみ利用できます。これを使って、ワイルドカード
? および *が、検索内容ボックス内で使われているかどうかを指定します。このチェックボックスが選択されている場合、セルの内容全体に一致
チェックボックスは無効となります。
- ラベル行を含む
- これは、データ種類グループで、文字列ラジオボタンが選択されている場合にのみ利用できます。検索範囲に列ラベル行を含むかどうかを指定するのに使用します。
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次を検索 |
検索対象値の次の出現を検索します。 |
置換 |
現在の見つかった値を置き換えます。 |
全て置換 |
検索対象で見つかった値すべてを置き換えます。 |
閉じる |
検索と置換ダイアログボックスを閉じます。 |