Originを、そのプログラムアイコンから起動させると、Originのプログラムアイコンの「プロパティ」ダイアログボックスの『リンク先』テキストボックスまたは『コマンドライン』テキストボックス(Windowsのバージョンによります。)の内容が読み取られます。
デフォルトでは、テキストボックスにコマンドスイッチ無しで、ORIGIN85.EXEを実行することでOriginを起動させます。コマンドスィッチをOriginの起動シーケンスに追加することもできます。
Originのコマンドラインで使用可能なスイッチ
スイッチ | 引数 | 関数名 |
---|---|---|
-i | filename | ORIGIN.INI.に変わる新しい初期化ファイルを指定します。『起動時に異なった初期化ファイルを使用する方法』をご覧下さい。 |
-l | number | 指定したメニューレベルでOriginを起動します。『Origin開始時のメニューレベル指定』をご覧下さい。 |
-c | 'filename' | INIファイル中の指定を無効にする新しいコンフィギュレーションファイルを指定します。『新規又は補助のコンフィギュレーションファイルの追加 』をご覧下さい。 |
-a | filename | INIファイル中で指定されるリストに追加されるファイルを指定します。『新規又は補助のコンフィギュレーションファイルの追加 』をご覧下さい。 |
-tw | TemplateName | デフォルトのワークシートテンプレートを指定します。『Origin 起動時指定のテンプレートでワークシートを開くよう設定する 』をご覧下さい。 |
-r | (script) | 指定したOPJがロードされたらLabTalkスクリプトを実行します。 |
-r0 | (script) | 指定したOPJがロードされる前にLabTalkスクリプトを実行します。 |
-rs | scripts | -Rに似ていますが、OPJを指定しません。コマンド行の残りの文字列は、LabTalkスクリプトとして使われ、起動時のOrigin Cコンパイルが完了したら実行します。(8.1) |
Note:通常、複数のスイッチを使用する際には、初期化スイッチ(-i)は他のスイッチより前に設定しなくてはなりません。 |
他のスイッチやサンプルについては、コンソールからスクリプトを実行するをご覧下さい。