独立した2標本のt検定は、正規分布からの2つの独立変数の平均が、等しいかかどうか、またはそれらが与えられた値と異なるかどうかを検定し、標本平均の差に対する信頼区間を作成します。 2つの標本は独立していると見なし、2変量間の分散が等しいか、等しくないかを指定することができます。2群が独立しておらずサンプルサイズが等しい場合、2群のt 検定は適していないので、対応のあるt検定を使用してください。
検定は片側または両側のどちらかで行うことができます。標本の平均の差が仮説の値に比べて、1) 大きい、2) 小さい、3) 異なる、かどうかを検定することができます。検定する統計量とp 値が計算され、帰無仮説を棄却するかどうか決定できます。有意水準 より小さいp 値は、帰無仮説を棄却できるということを示しています。
2つの母平均間の違いを推定するには、信頼区間を持つ標本の平均の差をそれぞれの信頼水準で計算します。
検出力は、帰無仮説を正確に棄却する確率です。検出力が低すぎる場合、帰無仮説を棄却するのは危険であるということになります。しかし、過剰に高い検出力は、標本間の小さな差であっても仮説を棄却することになります。
データ範囲内の欠損値は、分析には含まれません。
Origin 2015から、グループ範囲内の欠損値と対応するデータ値は分析から除外されます。これ以前のバージョンでは、グループ範囲内の欠損値は、一つのグループとして扱われます。
2群のt検定を実行するには
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