ワークシートにオブジェクトを追加する

目次

  1. 1サマリー
  2. 2学習する項目
  3. 3 ステップ
    1. 3.1 セルにオブジェクトを挿入する
    2. 3.2 ワークシートにフローティンググラフを追加する

サマリー

ワークシートのヘッダ行とデータセルには、埋め込みオブジェクトや、リンクオブジェクト、フォーマットされたテキストを持つことができます。また、Excelのようにワークシート上にフローティンググラフを追加することもできます。

Note: Origin 2018より、編集可能グラフリンク付き/なしのグラフ画像ファイルからの画像スパークラインを含むワークシートセルの上にマウスカーソルを移動すると、プレビューが表示されます。

学習する項目

ステップ

セルにオブジェクトを挿入する

  1. 新規プロジェクトボタンButton New Project.png をクリックして、新しいプロジェクトを開始します。
  2. インポートウィザードボタンをクリックします。インポートウィザード - データソースとターゲットのページで、OriginサンプルフォルダSample\Import and Export にある、S15-125-03.dat ファイルを選択します。完了ボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。
  3. A(X)B(Y)列を選択して、メニューから作図:シンボル図:散布図を選択するか、散布図ボタンButton Scatter.png をクリックしてグラフを作成します。

    Inserting Objects In Cells 1.png

  4. ワークブックに戻り、メニューから列:新規列の追加を選択するか、列の追加ボタンButton Add New Columns.png を使用して3列追加します。
  5. これにより、このワークブックは全部で7列になります。
  6. E(Y)列の1行目にNew Features と入力し、Enterキーを押します。
  7. この列(E1)を選択して、書式ツールバーの太字ボタンButton Bold.png をクリックします。
  8. 書式ツールバーの、フォントの色ボタンButton Font Color.png をクリックして、色を黄色に設定します。
  9. スタイルツールバーの、オブジェクトの塗り色ボタンButton Fill Color.png をクリックして、色をに設定します。
  10. E1F1を選択して、セルの統合ボタンButton Merge Cells.png をクリックします。
  11. セルG1で右クリックし、矢印の挿入:左を選択してこのセルに矢印を挿入します。
  12. E2からG12の範囲を選択して、セルの統合ボタンButton Merge Cells.png をクリックします。
  13. このセルを右クリックして、グラフを挿入を選択します。
  14. InsertGraph ダイアログで、グラフボックスにGraph1と入力するか、参照ボタンButton Browse.png をクリックしてGraph1を選択します。

    Inserting Objects In Cells 2.png

  15. OKをクリックしてダイアログを閉じます。
  16. E13上で右クリックし、ファイルからイメージを挿入を選択します。
  17. 参照ボタンButton Browse.png をクリックして、ファイルの種類Bitmap (*.bmp)に変更します。
  18. OriginのユーザファイルフォルダにあるUserdef.BMPを選択し、ファイルの追加ボタンをクリックしてからOKボタンをクリックします。
  19. OKをクリックしてInserImgダイアログを閉じます。
  20. F13で右クリックして、ノートを挿入を選択します。
  21. セルF13上でダブルクリックします。テキストを変更してからNotesウィンドウを閉じます。このセルにノートが保存されます。
  22. E14で右クリックし、スパークラインの挿入を選択し、InsertSparklinesダイアログを開きます。
  23. ダイアログで、データ列のフライアウトボタンをクリックして、C(Y)列を選択します。最初の列のロングネームのチェックを外します。

    Inserting Objects In Cells 4.png

  24. OKをクリックしてダイアログを閉じます。このセルにスパークラインが表示されます。
  25. セルE15をクリックし、http://www.originlab.com と入力してEnterキーを押します。
  26. E15のテキストをクリックすると、ウェブブラウザが開き、OriginLabのページが表示されます。
  27. セルE16を選択して、コンテキストメニューから、変数の挿入を選択します。変数の挿入ダイアログボックスが開きます。
  28. 右のパネルでBook1を選択して、情報タブを開きます。USER.VARIABLESの項目を開き、SAMPLEを選択して挿入ボタンをクリックします。このセルに変数が挿入されます。

    Inserting Objects In Cells 8.png

  29. セルE16でダブルクリックすると、テキストが変数文字列に変更されます。

    Inserting Objects In Cells 5.png

上の操作でのグラフ、ノート、スパークラインは埋め込みオブジェクトのサンプルです(グラフの挿入は、埋め込みまたはリンクが可能)。埋め込みオブジェクトは、ダブルクリックして開き、そのオブジェクトを表示することができます。開いたウィンドウで編集を加えることもでき、閉じると埋め込まれたオブジェクトも更新されます。

ワークシートにフローティンググラフを追加する

  1. 上のプロジェクトで操作を続けます。Book1の列Dを選択し、折れ線グラフを作図します。
    Inserting Objects in Cells 06.png
  2. Book1で、空の領域で右クリックしするか、ブックのタイトルバーで右クリックしてグラフの追加を選択します。グラフブラウザダイアログが開きます。
  3. このダイアログで、Graph1を選択し、OKボタンをクリックしてワークシートに戻ります。
  4. これで、ワークシートにグラフが追加されます。マウスで右クリックしてつかみ、ドラッグして移動することができます。
    Inserting Objects in Cells 07.png