グラフテンプレートとバッチ作図
GSBテンプレートテーマのバッチ作図
このレッスンでは、グラフテンプレートと、バッチ作図の方法について学んでいきます。
グラフテンプレート
レッスン1:初めてのグラフ作成
で保存したプロジェクトについて演習を始めましょう。グラフウィンドウをクリックして選択します。
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ファイル:最近使ったプロジェクト リストから、最近保存したプロジェクトをすぐに開くことが出来ます。
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- X軸上でクリックして、ミニツールバーの反対側の軸を表示ボタンをクリックし、上X軸を表示します。Y 軸も同じように操作して右Y軸を表示します。
- グラフをテンプレートとして保存しましょう。ウィンドウのタイトルバーを右クリックして、メニューから「テンプレートの新規保存」を選びます。
- ダイアログが開いたら テンプレート名 に My Line と入力し、OK をクリックしてテンプレートを保存します。
- 新しいデータ列を作成します。ワークシートをアクティブにし、列の右側の灰色の部分で右クリックします。開いたメニューから新しい列の追加
を選択します。
- この列のF(x) セルを一度クリックし、さらに右クリックします。開いたメニューからダイアログを開く
を選択します。ショートカットメニューの代わりに、Ctrl+Q を使うことが出来ます。
- ダイアログで、上のパネルに以下のように入力します。
Mmovavg(B,2)
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ダイアログのメニュー 計算式:サンプルのロード で、様々な列値の設定例を参照することが出来ます。また、関数
メニューには、多くの関数が表示されます。この中から適切な関数を、関数編集ボックスの右上にある検索ボタンで探すことが出来ます。
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- OKをクリックしてダイアログを閉じ、B列データの修正移動平均のデータセットを2行目以降に出力します。この列のロングネームセルにMMovAvgと入力します。
- 列Cのヘッダをクリックして列全体を選択します。作図:マイテンプレート を選択し、前に作成したMy Line
テンプレートを選択します。C列のデータで、新しいグラフが作成されます。
バッチ作図
このセクションでは、最初に一つのグラフを作成した後、バッチ作図を行い、さらに他のデータでグラフを複製します。
- プロジェクトエクスプローラに移動します。上のパネルにあるルートレベルのフォルダ上で右クリックし、新規フォルダ
を作成します。
- 新しく作成されたフォルダを右クリックし、 名前の変更を選択して名前をバッチ作図に変更します。空のフォルダをクリックして開きます。
- ヘルプ: フォルダを開く: プログラムフォルダを選択して、Originのプログラムフォルダを開き、\Samples\Import
and Export\ サブフォルダを開きます。Shift キーを押しながら、次の3つのファイルを選択します。
- 選択したファイルをOriginワークスペースにドラッグ&ドロップします。3つのファイルがそれぞれ別の新規ワークブックにインポートされます。
- 1つのワークブックを選択し、B列のヘッダ部分でクリックしたら、D列までドラッグし、3つの列を全て選択します。作図 >
複数区分/軸:三重Y-YY を選択します。
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Originは、選択した列の左側にあるX列を探索します。今回の場合、ワークシートの1列目をXとして、選択したデータがYとして作図されます。
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- 1つのプロットを右クリックして、プロットタイプの変更: 折れ線を選択し、選択したプロットを折れ線グラフに変更します。
プロット上でクリックしてミニツールバーを開き、線の太さドロップダウンリストを使って3にします。
同じ操作を他の2つのプロットに対しても行うと、以下の折れ線グラフのようになります。
- では、このグラフをほかのワークブックのデータで複製します。グラフのタイトルバーで右クリックし、複製(バッチ作図)を選択します。開いたダイアログの「次とバッチ作図」でブック
を選択します。
- ダイアログで、下図のように設定します。ブックを選択していることを確認します。
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現在のグラフのデータ構成に適合するプロジェクト中のワークシートを適切に見つけるため、プロット列の一致条件
ドロップダウンを設定します。 |
- OKをクリックします。再スケールに関して確認メッセージが表示されたら、はいを選択します。他の2つのブックのデータから、同様の2つのグラフが作成されます。
- メニューからファイル:プロジェクトの保存を選択して変更したプロジェクトを保存します。