最終更新:2018/09/25
Origin 2017から新たに、MS Excelと同様のスプレッドシートセル表記がサポートされました。このセル表記が有効になっている場合(ワークブックページの左上にアイコンがあるとき)、列ショートネームは編集できず、順序変更もできません。
Origin 2017、Origin 2018、およびOrigin 2018bでは、win -t
やX-Function newbook
のようなLabTalkコマンドで作成されたワークブックは、デフォルトでこの列の命名制限が無効になっています。しかし、Origin 2019以降、これらのワークブックはデフォルトで列の命名制限が有効になります。これは、LabTalkスクリプタが注意しなければならない動作上の変更です。
この制限を無効にして、win -t
コマンドまたはnewbook
X-Functionによって作成されたブックの列ショートネームを変更できるようにするには、次の行コードを実行する必要があります(新しいブックがアクティブであると仮定します)。
page.XLColName=0; // 列ショートネームの制限解除
2017より前のOriginバージョンで同じコードを使用する必要がある場合は、名前を変更するコードの前に以下のように挿入します。
if(@v>=9.4) page.xlcolname=0;
Origin 2019以降を使用していて、それぞれのスクリプトを変更せずに、 |
関連FAQ:
キーワード:ショートネーム制限, スプレッドシートセル表記, 並べ替え