最終更新日:2022/10/7
日時スタンプは静的テキストオブジェクトです。ツールバーボタンをクリックしたときの日時を登録します。これはグラフに保存され、ウィンドウをアクティブにして日時スタンプのボタンを再度クリックしたときだけ修正されます。特定のウィンドウに追加できる日時スタンプオブジェクトは1つだけであることに注意してください。
スタンプの日時フォーマットを変更する
以前のバージョンのOriginで日時スタンプ フォーマットを変更した場合は、ユーザファイル(UFF)のStandard.ogsというファイルに保存されていました。(a)そのファイルの編集を続行するか(次のセクションを参照)、(b)そのStandard.ogsファイルに他のカスタムスクリプトが必要ないことが確実な場合は、ファイルを削除して新しい日時スタンプのカスタマイズを行うことができます。
カスタムグラフテンプレートで動作するような「動的な」スタンプを保存する場合は、この日時スタンプ追加のメソッドは不適です。そのような場合は、このOriginヘルプファイルで紹介している方法を使用してください。 |
デフォルトでは、日時スタンプは次の形式で日時を追加します。
M/d/yyyy HH:mm:ss // 例) 3/4/2021 15:19:58
日時スタンプボタンをクリックすると、OriginフォルダにあるSTANDARD.OGSファイルの[DateTime]セクションにある1行のスクリプトが実行されます。 そのスクリプト行は、次のいずれかのようになります。
label -s -sa -dc (dXFactor*page.width) (dYFactor*page.height) -n timestamp $(@D,D10); // 2019b以前 label -mg -s -sa -dc (dXFactor*page.width) (dYFactor*page.height) -n timestamp $(@D,D10); // 2020から変更
このスクリプトの$(@D,D10)の部分は、日付/時間のフォーマットを指定します。これは、Origin日付表示リストの11番目のフォーマットに対応します(カウントはゼロから始まるため、(D10)=リストの11番目)。リストを表示するには、ワークシート列のプロパティダイアログを開き、フォーマットを日付に設定して、表示ドロップダウンをクリックします。リストの値はゼロ(0)から始まるので、注意してください。
必要な日付フォーマットのインデックス番号がわかっている場合:
標準リストにないフォーマットが必要な場合は、オプションダイアログのその他のオプションタブ(ツール: オプションまたは環境設定: オプション)で2つのカスタム日付フォーマットを定義すると、表示リストの下部に表示されます。
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