GraphPageクラスはグラフウィンドウに対して操作するものです。 各グラフウィンドウにGraphPageオブジェクトがあります。 GraphPageオブジェクトは、複数レイヤを含みます。 これらのレイヤは、GraphLayerオブジェクトです。
既存グラフにアクセスする
既存のグラフにアクセスする方法が複数あります。 使用方法は、ワークブックや行列ブックに対して使われるのと同じです。
グラフの名前をクラスコンストラクタに渡してグラフにアクセスできます。
GraphPage grPg("Graph1"); if( grPg ) // "Graph1"というグラフがあれば grPg.SetName("MyGraph1"); // グラフの名前を変更
Project クラスは、プロジェクト内の全グラフのコレクションを含みます。 次の例は、グラフコレクションをループし、各グラフの名前を出力する方法を示しています。
foreach(GraphPage grPg in Project.GraphPages) out_str(grPg.GetName()); // グラフ名出力
Collection クラスのItemメソッドにグラフの0から始まるインデックスを渡して、グラフにアクセスできます。
GraphPage grPg; grPg = Project.GraphPages.Item(2); if( grPg ) // 3番目のグラフがあれば out_str(grPg.GetName()); // グラフ名を出力
グラフを削除する
すべてのOrigin Cの内部クラスは、OriginObjectクラスから派生したものです。 このクラスは、オブジェクトを破棄するのに使用するDestroy メソッドがあります。 グラフに対してこのメソッドを呼ぶとグラフ、グラフ内のすべてのレイヤ、各レイヤのすべてのグラフオブジェクトを削除します。
GraphPage grPg; grPg = Project.GraphPages.Item(0); // プロジェクト内の最初のグラフを取得 if( grPg ) // iグラフがある場合 grPg.Destroy(); // グラフを削除
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