仮想行列

ワークシートセルのグループとして配置されたデータを行列として扱うことができ、3D曲面, 3D棒グラフ, 等高線などのさまざまなプロットをこのようなデータから作成できます。この機能については、「仮想行列」を参照してください。XおよびY座標の値は、任意で最初の列と最初の行のデータブロックに含めることができます。行はワークシートのヘッダ行にすることができます。

Origin内の行列オブジェクトはXY座標の線形マッピングのみをサポートしていますが、仮想行列は非線形または不等間隔のXY座標をサポートしています。

ワークシートにあるデータを使ってプロットを作成するとき、仮想行列が定義されます。plotvm Xファンクションを使ってプロットを作成します。

次のサンプルは、Xファンクションplot_vmの使用例です。

// 新しいワークブックを作成し、サンプルデータをインポート
newbook;
string fname$=system.path.program$ + "Samples\Graphing\VSurface 1.dat";
impasc;
// シート全体を仮想行列として扱い、カラーマップ曲面を作成
plotvm irng:=1! format:=xacross rowpos:=selrow1 colpos:=selcol1
 ztitle:="VSurface 1" type:=242 ogl:=<new template:=cmap>;
// X軸スケールを対数に変更
layer.x.type=2;